SGチャレンジカップ4日目 結果や数字に左右されぬ峰竜太に真の強さ見た
【(C)BOATRACE 峰竜太】
SGチャレンジカップは「準優制」のため予選最終日。G2レディースチャレンジカップは「得点率制」となっており、あす23日までが予選競走だ。
【(C)BOATRACE 峰竜太】
前検日の気配が著しく悪かったため、過去経験のないクランクシャフト交換という大整備に打って出たのだ。
しかし、結果はここまで6・6・2・5着で得点率は4.00と低迷。きょうの必要得点は2走(2Rと7R)で14点以上(想定ボーダーは5.00)という状況で4日目を迎えている。
「僕のモーターが一番悪い…」と語ったのは初日ドリームインタビューでのこと。きのう3日目には「これで1着が取れたら、いつもの100倍うれしい」と報道陣に話した峰竜太。
今年2月に開催された優秀選手表彰式典で語った「結果や数字に左右されない本当の強さを身につけたい…」の真意を表す大会となっている。
だからこそ、これほど苦しみながらも朗らかでいられるのだろう。プロセスを求めているからこそ、結果に動じることがなく、一喜一憂することもないのだ。
レースを予想し観戦する側としても、結果だけでなくレース内容をしっかり見届けたいものである。
【(C)BOATRACE】
JPBA・公益社団法人日本プロボウリング協会には1085名のプロが所属しているが、そのうち女子プロは347名もいる。わずかなピン差で決着がつく競技なだけに、プロセスを楽しむ気持ちがまったくなかったら精神的に追い込まれてしまうはず。その経験がどうボートレース予想に結びつくのか、尾上萌楓さんの発言に注目したい。
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