プロ野球クイズ<ソフトバンク編> 広島編の答えと解説も掲載
広島クイズの答え・解説
広島クイズ20問、あなたは何問分かりましたか? 【写真は共同】
1.カルビー
2.フマキラー
3.アース製薬
4.マツダ
【答え】2.フマキラー
【解説】フマキラー(1952年当時の社名は大下回春堂)は、1874年に今の広島市で薬種商として創業。経営難だったカープに地元企業であるフマキラーが資金援助を申し入れ、ユニフォームにスポンサーマークを入れることになった。
【問2】「赤ヘル」生みの親とされるジョー・ルーツ監督は1975年、わずか15試合で辞任。その後、古葉竹識がコーチから監督に昇格するまで監督代行を務めたのは?
1.野崎泰一
2.白石勝巳
3.根本陸夫
4.森永勝也
【答え】1.野崎泰一
【解説】野崎はルーツの監督辞任後、4試合だけ監督代行を務めた。その後、二軍監督、スカウト、球団代表などを務め、カープの発展に尽力した。
【問3】衣笠祥雄が入団当初から10年間つけていた背番号は?
1.「3」
2.「10」
3.「28」
4.「55」
【答え】3.「28」
【解説】衣笠は1年目の1965年から「3」に変更される75年まで10年間、背番号「28」をつけていた。人気漫画『鉄人28号』から「鉄人」と呼ばれるようになったと言われている。
【問4】鉄人・衣笠祥雄が獲得したことのないタイトル、表彰は?
1.打点王
2.盗塁王
3.首位打者
4.最優秀選手
【答え】3.首位打者
【解説】衣笠祥雄は1976年に盗塁王(31盗塁)、84年に打点王(102打点)のタイトルを獲得。同年には最優秀選手(MVP)に輝いている。この年キャリアハイとなる打率.3285をマークしたが、首位打者は.334の篠塚利夫。谷沢健一(.3287)に次いでリーグ3位だった。
【問5】2015年、2度目の沢村賞を受賞した前田健太。では前田以外で複数回沢村賞に輝いたことがあるカープの投手は?
1.外木場義郎
2.北別府学
3.大野豊
4.佐々岡真司
【答え】2.北別府学
【解説】北別府は1982年、86年の2回受賞。現在は沢村賞の選考委員を務めている。外木場は75年、大野は88年、佐々岡は91年に沢村賞を受賞した。
【問6】球団初の新人王を獲得した選手は?
1.山本浩二
2.小早川毅彦
3.池谷公二郎
4.津田恒美
【答え】4.津田恒美
【解説】「炎のストッパー」津田は、1年目の1982年は主に先発投手として活躍。31試合に登板し、11勝6敗、防御率3.88の成績を残し新人王に選出された。
【問7】1986年から88年まで監督を務めた阿南準郎が、小学生時代に教えを受けた当時教師であった有名漫画家は?
1.赤塚不二夫
2.富永一朗
3.植田まさし
4.石ノ森章太郎
【答え】2.富永一朗
【解説】漫画家の富永さんは、人気番組「お笑いマンガ道場」のレギュラーとしても活躍。自らが作った球団応援歌「ゴーゴーカープ」「カープ音頭」でレコードを出したほどの熱狂的ファンとして知られていた。大分県佐伯市で教員を務め、後の監督となる阿南に勉強を教えた。
【問8】1979年11月4日、日本シリーズ第7戦近鉄戦での「江夏の21球」。9回裏に江夏豊の初球をセンター前に運んだ近鉄のバッターは?
1.大石大二郎
2.有田修三
3.羽田耕一
4.佐々木恭介
【答え】3.羽田耕一
【解説】4-3の広島1点リードで迎えた9回裏の攻防は、山際淳司によるノンフィクション作品である『江夏の21球』で詳細に描かれた。近鉄のこの回の先頭バッターは6番・サードの羽田。江夏がストライクを取りに行った初球を、センター前に弾き返した。
【問9】外野手として史上最年少でゴールデン・グラブ賞を受賞した選手は?
1.前田智徳
2.緒方孝市
3.山崎隆造
4.音重鎮
【答え】1.前田智徳
【解説】1989年にドラフト4位でカープに入団した前田智徳は、高卒ながら1年目からスタメン出場。翌91年は開幕スタメンを勝ち取り、129試合に出場するなどレギュラーに定着。この年に外野手としては史上最年少でゴールデン・グラブ賞を受賞した。
【問10】次の歴代外国人選手のうち、カープアカデミー出身ではないのは?
1.ロビンソン・チェコ
2.カルロス・リベラ
3.アルフォンソ・ソリアーノ
4.エディ・ディアス
【答え】4.エディ・ディアス
【解説】カープは1990年にドミニカ共和国にカープアカデミーを設立。94年に初めて一軍登録されたカルロス・リベラ、95年に15勝を挙げたロビンソン・チェコ、後にニューヨーク・ヤンキースに移籍し、MLB通算412本塁打を放ったアルフォンソ・ソリアーノなど多くの選手を輩出。エディ・ディアスはブルワーズを経て99年に入団。
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1.北別府学
2.小林誠二
3.大野豊
4.黒田博樹
【答え】3.大野豊
【解説】1997年、大野は防御率2.85で88年以来2度目の最優秀防御率に。42歳での最優秀防御率は、現在も残る最年長記録。
【問12】外野手としてこれまで5度のゴールデン・グラブ賞に輝いた鈴木誠也。プロ入り後、1度だけ外野・DH以外でスタメン出場したことがあるが、どこのポジション?
【答え】サード
【解説】2014年5月9日の中日戦、前日にけがをした堂林翔太に代わり、プロ入り2年目の鈴木が「1番・サード」で先発出場。スタメンとしては後にも先にも唯一の内野での出場となった。
【問13】2005年から07年までベースボール犬を務めた雄のゴールデン・レトリバーの名前は?
1.ミッキー
2.ラッキー
3.エルフ
4.ゴウ
【答え】1.ミッキー
【解説】ミッキーは2005年のオープン戦で球界初のベースボール犬としてデビュー。07年まで3シーズンにわたり背番号「111」のユニフォームを着て活躍した。
【問14】2008年、広島市民球場最後の公式戦の先発はエース前田健太が務めたが、1957年7月24日の同球場での最初の公式戦の先発投手は?
1.備前喜夫
2.長谷川良平
3.大石清
4.池田英俊
【答え】2.長谷川良平
【解説】広島総合球場に代わり1957年7月24日から広島市民球場を本拠地とした。公式戦初戦の先発は当時のエースで背番号「18」の長谷川が務めたが、結果は1-15の完敗だった。それから51年の時を経て、「18」を受け継いだ前田健の好投で、ヤクルトに6-3で勝利。広島市民球場最後の公式戦を白星で飾った。
【問15】2022年より三軍投手コーチ強化担当を務める菊地原毅が1995年に海外のチームに派遣されたが、どのチーム?
1.兄弟エレファンツ
2.三星ライオンズ
3.俊国ベアーズ
4.時報イーグルス
【答え】4.時報イーグルス
【解説】1995年は菊地原のほか池田郁夫、川島堅ら複数選手が業務提携していた時報イーグルスに派遣された。
【問16】次の投手のうち、地元・広島出身の選手は?
1.永川勝浩
2.佐々岡真司
3.九里亜蓮
4.野村祐輔
【答え】1.永川勝浩
【解説】永川は広島県三次市出身。広島新庄高(当時新庄高)出身者では初のプロ野球選手。佐々岡は島根県那賀郡、九里は鳥取県米子市、野村は岡山県倉敷市の出身。
【問17】1987年、ランスはこの年の規定打席到達者のうち最低打率ながら39本塁打で本塁打王のタイトルを獲得したが、全安打に占める本塁打の割合は?
1.「14%」
2.「24%」
3.「34%」
4.「44%」
【答え】4.「44%」
【解説】この年のランスの打率は.218。全88安打中、半分近い39本塁打を放ち、ランディ・バースや落合博満らを抑え本塁打王に輝いた。
【問18】2014年4月16日、阪神戦で大瀬良大地がプロ初勝利を挙げるが、この日にプロ初安打、初打点も記録している。誰から打った?
1.能見篤史
2.岩崎優
3.安藤優也
4.岩田稔
【答え】2.岩崎優
【解説】1-0で迎えた5回裏に、同じ新人投手の岩崎からプロ初安打となる2点タイムリーを放った。
【問19】現監督の佐々岡真司は1989年、都市対抗野球に三菱重工広島の補強選手として出場。初戦で投げ合ったNTT東京の投手は?
1.与田剛
2.潮崎哲也
3.野茂英雄
4.西村龍次
【答え】1.与田剛
【解説】両投手とも完投したこの一戦は、1失点に抑えた佐々岡に軍配。第60回都市対抗野球大会には他にも潮崎哲也(松下電器)、野茂英雄(新日鉄堺)、古田敦也(トヨタ自動車)など、その年のドラフト上位の選手らが出場していた。
【問20】日本プロ野球史上、初めて背番号0をつけた選手はカープの長嶋清幸であるが、球団の背番号0の変遷で正しいものは?
1.長嶋清幸−高信二−福地寿樹−木村拓也−上本崇司
2.長嶋清幸−木村拓也−河田雄祐−山崎浩司−上本崇司
3.長嶋清幸−高信二−木村拓也−井生崇光−上本崇司
4.長嶋清幸−益田尚哉−山田和利−田中彰−上本崇司
【答え】3.長嶋清幸−高信二−木村拓也−井生崇光−上本崇司
【解説】長嶋は「0」1年目の1983年に自身初の全試合出場を果たすと、翌年には日本シリーズMVPを獲得するなどチームの中心選手として活躍。長嶋の中日移籍以降は4選手がカープの背番号「0」を背負い、現在は上本が2013年から継承している。
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