佐々木朗希、球速の秘密は下半身の使い方 ピッチングニンジャ絶賛「才能の塊」
プロ2年目の今季に1軍デビューを果たした佐々木。優勝を争うチームにおいて、終盤戦は投手陣を引っ張る存在になりつつある。 【写真は共同】
9月10日の楽天戦では、田中将大と投げ合い、8回2失点。最速は158キロをマークし、堂々たる内容だった。
10月21日現在、10試合に登板し、3勝2敗、防御率2.51。57回1/3で57奪三振。今後行われるクライマックスシリーズでも、キーマンになり得る。その佐々木を、ピッチンニンジャはどう評価するのか?
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下半身からパワーが生まれ、球速に反映
「高校時代に100マイル(約161キロ)を記録したことは、過去に聞いたことがある」というが、「その後のことはあまり聞かなかったので、彼については、ほとんど何も知らなかった」とのこと。
しかし今回、佐々木の映像を見て、「すごいな彼は。まだ20歳? 一気に好きになってしまった」と興奮気味だった。
無理もない。1年目の2020年は公式戦登板なし。それではさすがにニュースが海を超えることはない。今季もまだ、10回の先発にとどまっている。よって情報も限定的だったが、目を奪われた理由を問うと、ピッチングニンジャはこう説明した。
「この映像を見る限り、おそらく100マイルは出ていない。95マイル(約153キロ)ぐらいかな。でも、この投げ方を見るだけで、その可能性があることは十分に分かる」
もちろん、見ているのは三振の山を築く場面を集めたハイライト映像なので、そこは割り引いて考える必要があるが、どこにその可能性があるかと聞けば、「下半身の使い方だ」と具体的な点を挙げた。
佐々木朗希の速球/スプリット 赤:速球/緑:スプリット
ピッチングニンジャ解説
「速球(赤)とスプリット(緑)を重ねてみた。このスプリットはやや抜け気味だが、速球が速いというイメージがあるから、これでも空振りをとれる。精度が増せば、さらに効果的な球種となるだろう」
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