山本由伸は今すぐメジャーで通用する ピッチングニンジャも驚く革命的カーブ
17勝5敗(10月18日時点)で14連勝中の山本由伸。沢村賞に最も近い存在でMVP受賞も射程圏内にとらえている 【写真は共同】
東京五輪では、日本代表の金メダル獲得にも貢献した山本は今、ピッチングニンジャが最も注目している日本人投手だという。
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あんなカーブは見たことがない
なぜ、専門家らの間で山本の名が取り沙汰され、彼らを魅了しているのか。その理由を問うと、「ひとつは縦に割れるカーブ」とのこと。「まるでヨーヨーでも投げているかのよう」とも形容したが、五輪で投げているときの映像をツィートすると、「あんなカーブは見たことがない」という反応が数多く寄せられたそうだ。
そのカーブの特徴については、「グリップとリリース」とピッチンニンジャは指摘する。
「メジャーには、あんなふうに親指を使ってカーブを投げる投手はいない」
ピッチングニンジャの記憶によれば、ドジャースのレジェンドであり、1963年にはドジャースをワールドシリーズ制覇に導くだけでなく、サイ・ヤング賞とリーグMVPを同時受賞したサンディ・コーファックスが、カーブの極意についてこう話したことがあるという。
「カーブを投げるとき、親指は使わない。中指でボールに回転をかける」
コーファックスにとってカーブは、彼の代名詞とも言えるほどの球種。よってその後、その投げ方を多くの投手が真似、ひとつの流れを作った。
山本由伸の速球/カーブ 赤:速球/緑:カーブ
ピッチングニンジャ解説
「速球(赤)とカーブ(緑)のオーバーレイだが、高めの速球の場合、途中まで軌道は同じ。おそらく偽装を意識しているのだろう。カーブにも注目してほしい。リリースを見ると、親指で回転をかけているように見える。山本のカーブが特別な軌道を描き、大きく曲がり落ちる要因だ」
ピッチングニンジャ作成「オーバーレイ動画」の続きはアプリで見ることができます。
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