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“J1で見たい”とっておきのJ2若手たち
平畠啓史&土屋雅史が選んだ選手は?

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平畠氏、土屋氏ともに“マイブーム”と推すボランチの小西雄大。21年シーズン、J1でどれだけやれるか楽しみだ
平畠氏、土屋氏ともに“マイブーム”と推すボランチの小西雄大。21年シーズン、J1でどれだけやれるか楽しみだ【(C)J.LEAGUE】

 業界きってのJ2フリークであるタレントの平畠啓史氏とサッカー番組プロデューサーの土屋雅史氏に20年シーズンのJ2を振り返ってもらうこのシリーズもいよいよ最終回。リーグ全体を総括した第1部、J2ベストイレブンを選出してもらった第2部に続き、今回のテーマは、J1でプレーする姿が見たい、とっておきの若手選手。選出選手の中には、さっそくJ1でプレーする選手もいる。新シーズンのJ1、J2を予習する意味でも必読だ。

カタールW杯を狙えるくらいのポテンシャル

J2リーグを徹底的に観戦した平畠啓史氏(左)と土屋雅史氏がJ1で見てみたい、とっておきの若手選手を紹介。こだわりの7選手がセレクトされた
J2リーグを徹底的に観戦した平畠啓史氏(左)と土屋雅史氏がJ1で見てみたい、とっておきの若手選手を紹介。こだわりの7選手がセレクトされた【飯尾篤史】

――チーム数が多く、長丁場のJ2は、J1からの期限付き移籍も多いように、若い選手が鍛えられ、成長する場です。20年シーズンのJ2でも多くの若手が躍動しましたが、J1でプレーする姿が見たい、とっておきの若手選手を、ベストイレブンで選出した選手以外で3人挙げてください。


土屋 僕がまず挙げたいのは、徳島ヴォルティスの小西雄大選手ですね。平畠さんが“小西推し”の時期があったんですけど、僕はそのとき、まだそこまでじゃなかったですよ。でも、1カ月くらい遅れて自分にも“小西推し”の時期が来て(笑)。30mくらいの中距離のパスを出したり、20mくらいの楔(くさび)のパスをスパーンって入れたり、わりとトライするタイプの選手で。その中でも一番の特徴は、ミスをしても恐れずにやり続けられるところだと徳島の関係者がおっしゃっていて、まさにそのとおりだなと。

 リスクのあるプレーだから、1、2回やってうまくいかないと、心が折れてトライしなくなっちゃう選手もいるんですけど、小西選手はやり続けることができる。成功したときのリターンが大きいから、見ていて面白いんですよね。しかも、左利きだし、あのサイズ(169センチ)で大きな選手を手玉に取ったりするから、痛快感もある。21年の東京オリンピックには間に合わないかもしれないですけど、一気に成長すれば、22年のカタールW杯は狙えるくらいのポテンシャルがあると思います。


平畠 小西選手に関しては、僕もまだブームは去ってないですけど(笑)。つっちーが言ったように、ミスを恐れない、強気な部分がいいですね。あと、ロングフィードが正確だし、真ん中も見えているんですよね。空いている遠くの選手を確認しながら、その途中のフリーの選手も見えていて、そこに左足でスコンと入れられる。これはすごい。彼はすごく楽しみな選手です。

 僕が挙げたいのは、同じ徳島の渡井理己選手。彼はもう抜群ですね。1人でやれますし、しかも、エゴな感じじゃなく、周りに人がいたら、ちゃんと使ってコンビネーションでも崩せる。あとドリブルが非常に独特。川崎フロンターレのようにボールをつないでコンビネーションで崩していくようなチームに入ったら、すごく面白いだろうなと思いますね。

飯尾篤史
飯尾篤史

東京都生まれ。明治大学を卒業後、編集プロダクションを経て、日本スポーツ企画出版社に入社し、「週刊サッカーダイジェスト」編集部に配属。2012年からフリーランスに転身し、国内外のサッカーシーンを取材する。著書に『黄金の1年 一流Jリーガー19人が明かす分岐点』(ソル・メディア)、『残心 Jリーガー中村憲剛の挑戦と挫折の1700日』(講談社)、構成として岡崎慎司『未到 奇跡の一年』(KKベストセラーズ)などがある。

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