ザックが語る、W杯と教え子の監督適正 「大きな後悔を抱いている」選手とは?
日本代表監督時代のザッケローニが大きな信頼を寄せた長谷部については、「すでに監督という職業に就く準備ができている」と、その指導者としての資質を高く評価する 【YOJI-GEN】
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準決勝まで行けると心から信じていた
サッカーへの情熱、監督という仕事に対する情熱はまったく薄れていないよ。ただ、イタリアのクラブで監督をすることはもうない。これは日本代表監督就任のオファーを受諾した時に決心したことだ。日本行きを決めたのは、他に仕事がなかったからではない。私にとってそれは、人生の選択だった。クラブの会長と議論したり、選手の代理人に介入されたりしながら仕事をするのは、もうたくさんだと思ったんだ。それは10年経った今も変わっていない。
――納得できるプロジェクトを提示されれば、現場復帰もあり得るのでしょうか。監督として、あるいは、例えばテクニカルディレクターとして。
テクニカルディレクターはいいかもしれないね。若いタレントを発掘し、その価値を高めるという仕事だ。その場合は監督も私が選ぶことになるが、若手の育成にはある種のセンスが必要だ。パッと見でわかるプレーの特徴だけでなく、人間性までを理解した上で指導しなければならないからね。最近の監督たちは、自分の望むサッカーを選手に押し付けようとしがちだが、私は常にその反対であるべきだと考えてきた。つまり監督とは、選手が持ち味を最大限に発揮できるような戦術を用意しなければならないんだ。
――日本ではたくさんの人たちが、あなたがJリーグのクラブの監督として戻ってきてくれないかと期待しています。実現の可能性はありますか。
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