連載:Bリーグ特別対談

田臥勇太×中澤佑二が語る今後の夢 バスケやラクロス、生活にスポーツを

ダブドリ編集部
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後編

お互いの試合を観戦したこともあるという仲の良い2人 【写真:三浦雄司】

 Bリーグの選手と他スポーツの選手や著名人が対談する本企画の第4回は、日本人として初めてNBAのコートに立った日本バスケ界が誇るレジェンド田臥勇太選手(宇都宮ブレックス)が登場。元サッカー日本代表で現在はテレビでも大活躍中の中澤佑二さんの話術に、田臥選手がたじたじに? 後編は、互いの競技やリーグについてじっくり語りあってもらった。

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「田臥選手、行けー!」と思いながら観戦しました(中澤)

――中澤さんは以前マイケル・ジョーダンの頃からバスケが好きだと発言されていましたが、今でもチェックされているんですか?

中澤 Bリーグは見てますよ。あの河村君(河村勇輝/東海大学)ってすごいですよね。めちゃくちゃうまい。

田臥 NBAの選手を見る材料が増えていますからね。みんな影響されて技術をちゃんと習得しています。

中澤 堂々とプレーしていてびっくりしました。僕が見た試合ではチームの中心でしたらからね。

田臥 すごいですよね。そういう度胸もこれからは大事だなと思っています。

中澤 どのスポーツもそうだと思うのですが、いろんな情報が瞬時に手に入るんで、やろうと思えばいくらでも伸びる環境ですよね。あとはその若手次第。

――中澤さんは河村選手みたいな気持ちの強い選手が好きそうですよね。

中澤 好きというか、見ててすごいと思いますよ。だって18歳とか19歳の子が堂々とプレーするんですから。普通だとあそこまで堂々とできないですからね。久保君(久保建英/ビジャレアル)が最初に出てきたときもそうでした。久保君にやられちゃうとニュースに取り上げられちゃうから、みんな「絶対にあいつには1点も入れさせない」みたいな感じで、ちょっと激しめな大人気ないチャージとかをしていたんです(笑)。だから久保君もフィジカルで押されちゃった時期があったんですね。でも、河村君に関してはフィジカル関係ないですからね。クイックネスがすごいので切り込んでいけるし、外からもシュートが打てますから。

田臥 よく見てますね、本人が聞いたら喜びますよ(笑)。
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著者プロフィール

異例の超ロングインタビューで選手や関係者の本音に迫るバスケ本シリーズ『ダブドリ』。「バスケで『より道』しませんか?」のキャッチコピー通り、プロからストリート、選手からコレクターまでバスケに関わる全ての人がインタビュー対象。TOKYO DIMEオーナーで現役Bリーガーの岡田優介氏による人生相談『ちょっと聞いてよ岡田先生』など、コラムも多数収載。

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