パ・リーグ各球団の週間MVPは? 柳田は好調維持、涌井は“ノーノー未遂”
日本ハム・近藤は先週の6試合で計22打数10安打の打率.455の活躍を見せた 【写真は共同】
先週、本拠地・札幌ドームを舞台にした西武との6連戦で5勝1敗と大きく白星を先行させた日本ハム。好調だった打線の中でピックアップしたいのが、近藤の働きだ。4日の第1戦、5日の第2戦で2試合連続マルチ安打を記録。6日の第3戦で小休止した後、7日の第4戦の第2打席で先制の2号ソロを放つと、6回の第3打席では2点タイムリー2塁打を放ち、この日のチームの全3得点を1人で稼ぐ働きを見せた。翌日以降もヒットを放ち、先週の6試合で計22打数10安打の打率.455で、1本塁打5打点。9日に27歳となったヒットメーカーの働きで、首位まで1.5ゲームと上位陣との差を一気に詰めた。
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先週の6試合を1勝5敗と負け越した西武。7月最終週からの戦いも含めて2勝9敗と大きく調子を落としているが、その中で20歳の剛腕・平良が奮闘を続けた。先々週まで中継ぎで15試合に登板すると、先週も3試合に登板して計3回2/3イニングを2安打無失点。先週チーム唯一の白星となった8月5日の日本ハム戦では、6回1死満塁のピンチにマウンドに上ると、西川、松本に対してオール直球での2者連続三振でピンチ脱出。続くイニングも1安打を許した後に3者連続三振と力でねじ伏せ、この日の5つのアウトすべてを三振で奪ってみせた。最速160キロを誇る男は、もはやチームに欠かせない存在となっている。
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ロッテとの6連戦を1勝4敗1分け。なかなかチーム状況が好転しないオリックスだが、主砲・吉田正のバットは好調を維持した。7月を月間打率.358で終えた27歳。先週も8月4日から2安打、1安打、2安打とヒットを重ねると、7日の第4戦では3安打猛打賞をマークし、先週の6試合で計22打数8安打の打率.364を記録。ホームランは打てなかったが計3打点と働いた。願わくは、この吉田正のバットでチームが勝利すること。現在チームは借金10の最下位。今週、ソフトバンクとの6連戦の中で組まれている中で、吉田のヒットとアーチ、そしてそこからの勝利を期待したい。
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