投手・大谷翔平はどう進化を遂げるか? 手術明けのシーズン見どころを考える
今年に限っては、優先すべきものが別にある
右ひじの手術から2年弱。投手・大谷はどのような形で進化を遂げるのか 【写真は共同】
現地7月4日の独立記念日。恒例の花火大会が各所で中止となり、例年とはまったく違う空気の中で迎えたその日、キャンプが再開してから初めてリモート会見に応じた大谷翔平(エンゼルス)は、2018年に得た経験について問われると、そう振り返った。
「そこが一番勉強にはなったかなとは思うんですけど、勉強になった時点でけがをしてしまったので、それを今年どれだけ生かせるか」
※リンク先は外部サイトの場合があります
後日、そう尋ねると大谷は「一昨年の反省が、今年じゃあ、最初から狙って改善されるかどうかっていうのはちょっと考えていることとは違うかな」と答えた。今年に限っては優先順位において、別のものがあるという。
それは「フィジカル面」と大谷。
「その中で出た課題を今年中に改善していきたいなと思ってますし、もちろん、一昨年に出た課題もその中で改善できればベスト」
手術をした右肘、左膝は無事に60試合を乗り切れるのか。ただ、その懸念が早々に払拭(ふっしょく)され、一昨年の課題にも取り組める余裕があるとしたら、投手・大谷は2年前の経験をどう生かし、変化していくのか。
※リンク先は外部サイトの場合があります
バウアーが驚いた、大谷の球の軌道
5年連続2ケタ勝利のバウアーも大谷の球の軌道には驚いたという(写真は2018年の大谷) 【Getty Images】
そのシステムでは、打者から自分のボールがどう見えているのか――つまり、自分が投げるボールの軌道を打席で体験できる。一度は台風19号の影響で来日が中止となったが、彼の強い希望で、11月下旬の来日が決まった。
そのときの収録で、彼は自分自身とも対戦したが、大谷のフォーシームとフォークの軌道も合わせて体験すると、思わずうなった。
「まったく見分けがつかない。途中まではまったく同じ軌道。これほどまで見事にピッチトンネルが構成されているとは」
※リンク先は外部サイトの場合があります
続きはスポーツナビ公式アプリ(無料)で読むことができます。
- アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
- Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。
- 前へ
- 1
- 2
- 次へ
1/2ページ