桜井良太×五十嵐圭の“対談”が実現 レジェンド折茂引退に、2人の思いは?

桜井良太(写真)と五十嵐圭の対談が実現した 【(C)B.LEAGUE】

 4月26日、スポーツナビライブ配信ページとBリーグ公式YouTubeにおいて、『B.LEAGUE EVERYWHERE スポナビ×Bリーグ スペシャル番組』の第5回が配信された。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により全試合中止となった2019-20シーズンのBリーグだが、『ファンの皆さまにいつでもどこでもB.LEAGUEを感じていただく』ことを目的とした“B.LEAGUE EVERYWHERE” の取り組みの1つとして当番組を配信している。

 今回は24日に発表された来季のB1昇格クラブ、信州ブレイブウォリアーズと広島ドラゴンフライズからそれぞれ西山達哉(信州)と朝山正悟(広島)が生出演。また、B1からはレバンガ北海道の桜井良太が五十嵐圭(新潟アルビレックスBB)を共演に指名し、知る人ぞ知る仲良しコンビのオンライン対談が実現した。

西山「B1は未知の舞台だが……」

主力として信州のB1昇格に大きく貢献した西山 【(C)B.LEAGUE】

 まずは、昨季地区優勝を果たしながらもB1クラブライセンスが交付されず、2年越しの昇格となった信州から、西山達哉が登場。チームの活動も停止となったため、「このために1年間やってきた」という昇格の瞬間をチームメイトとともに迎えることはできなかったが、電話などで喜びを分かち合ったという。今季新加入ながら主力として信州のB1昇格に大きく貢献したが、「昨年優勝するチームに入るのは不安もあったが、自分がやってやるという気持ちで入り、結果も残せた。チームとしても選手としても成長できたシーズンだった」と、覚悟を持って強豪チームに飛び込んだ心情を明かした。
 西山といえば大学卒業後、会社員をしながら社会人クラブでもプレーした経験を持つ苦労人。31歳にしてB1まで登りつめることになるが、「B1は未知の舞台だが、楽しみな気持ち。(勝久マイケル)ヘッドコーチも言っているように日本一を目指す」と、B2最少失点のディフェンスに磨きをかけてチャレンジしていく姿勢を見せた。「(B1で戦っていくには)僕たちだけでなく、ファンの皆さんの後押しが必要になります。来シーズンも一緒に戦ってもらえると心強いです」と、さらなる声援を呼びかけた。

 続いてこちらも初のB1昇格となる広島から、キャプテンの朝山正悟が出演。Bリーグ初年度の16-17シーズンには入替戦まで進みながらも横浜ビー・コルセアーズの前に敗退し、今シーズンの地区優勝で悲願の昇格が叶ったが、「たくさんの人に支えてもらったので感謝したい。ここまで長かったですし、ようやく果たしたB1昇格なので本当にうれしい」と、率直な感想を語った。

 38歳を迎えた朝山だが、今シーズンは全46試合に先発出場し、平均13.3得点、3Pシュート成功率はリーグ5位の41.6%と、衰え知らずの活躍をみせた。「競った試合で決めてやろうというのは常に考えていた。『おじさんも頑張ってるよ』というところを見せることができたのは良かった」と笑った。

 日本バスケットボール選手会の役員(監事)を務める朝山は、「全選手が最後までやり抜きたかったと思う」とシーズン途中終了に対する選手の意見を代弁しながらも、「もちろんこのような情勢では難しいので、バスケロスの人たちのために来シーズンは一層頑張りたい」とファンの心情も慮った。「B1の舞台で『広島ドラゴンフライズここにあり』というところを見せたい。皆さんとまた会場でお会いできるのを楽しみにしています」と、笑顔で締めくくった。

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日本バスケを盛り上げよう! 2016年に生まれたプロバスケットボールリーグ、「Bリーグ」と時を同じくして立ち上がった、日本バスケの魅力を伝えるバスケットボール専門サイト。男女日本代表、NBA、高校バスケもアツくフォローしています。

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