ハードワークを華麗にこなす秘訣は緊張オフ?|ビジネスエリートが教える月末リセットヨガ

ヨガジャーナルオンライン

【Kenji Yamada】

仕事疲れも度を超すと、不調だらけの体に…。仕事疲れのメンテナンスとして「ヨガ」を提案するのは、企業で役員を務めながらヨガインストラクターの資格を取得した清水祐一さん。彼が実践する、1カ月働き続けた企業戦士の疲れを癒す「月末」限定企画が展開中!豊かなビジネスマンライフへ導く秘訣も教えてもらいました。体が硬いからヨガなんて…と思っている人にこそ、是非実践してほしいメソッドが満載です!

全身をニュートラルな状態に戻し、ハードワークを乗り切れる体を作る

体が緊張していると疲れやすく、必要なときに本来持っている能力を発揮できません。そうならないため、私は出社前にヨガポーズで全身のこわばりをほぐすのが日課。かならず行っているのが、両手両足で床をしっかり押して全身を伸ばすダウンドッグのポーズ。ダウンドッグは、「今日はふくらはぎが硬い」「昨日より肩が詰まる」など全身の状態を観察しやすいポーズでもあるので、緊張を感じる部分があれば念入りにストレッチを。上手に体をセルフコントロールしてリラックス状態を作れると、ハードワークもしなやかに乗り切れるはずです。
今回ご紹介するのは、簡単に体の力みがとれて忙しい朝にもおすすめのヨガポーズ。体を大きく、ゆっくり動かすことを意識し、2種類のポーズを連続して行ってください。(清水祐一さん)

板のポーズとダウンドッグのシークエンス

目的と効果:板のポーズで体幹の筋肉を働かせて体を目覚めさせる。ダウンドッグではおもに胸まわりをストレッチし体の前側のこわばりを解消。
やり方
1.四つん這いになり肩の下に手首をセット。肩の位置を変えず脚を後ろに引き、頭頂からかかとまでを一直線に保ち板のポーズへ。下腹部に力を入れてお腹が下がらないように意識する。

【Photo by Kenji Yamada】

2.足を一歩前に歩かせる。両手でマットを強く押し、お尻を天井へ突き上げてダウンドッグへ移行。5呼吸キープ。

【Photo by Kenji Yamada】

効果UPのポイント:ダウンドッグはマットを強く押すと体が伸び、筋肉の働きも活性化される。かかとがマットにつかなくてもよく、胸まわりのストレッチを優先する。

猫の伸びのポーズとアップドッグのシークエンス

目的と効果:どちらのポーズも背骨をしなやかに動かすことで、おもに背面のストレッチを深めていく。
やり方
1.四つん這いになり準備する。

【Photo by Kenji Yamada】

2.顎がマットにつくところまで両手を一歩ずつ前へ歩かせて猫の伸びのポーズへ。肩の力を抜いて背骨を伸ばす。

【Photo by Kenji Yamada】

3.両手の位置を手のひら一枚分下げる。両肘を伸ばし胸を前にスライドさせてアップドッグへ移行。視線は斜め上へ。5呼吸キープ。

【Photo by Kenji Yamada】

効果UPのポイント:アップドッグでは、肩が上がらないように耳と肩にスペースを作り、肩まわりをリラックスさせる。強度を強めたい人は、太腿と恥骨を持ち上げてみてもOK。
教えてくれたのは…清水祐一さん
東京ヤクルト販売会社 取締役常務執行役員。5年前にヨガと出会い、マインドバランスとボディバランスの調整を両立するヨガに魅力を感じ、RYT200取得。リストラクティブヨガ、陰ヨガ、乳ガンヨガ、フィジカルトレーニング指導者の資格も持つ。自らの練習は、アシュタンガヨガなどパワー系ヨガを実践している。
Photos by Kenji Yamada
Text by Ai Kitabayashi
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著者プロフィール

世界のヨガ情報を発信するニュースメディア。ボディメイクに役立つポーズや不調を解消するメソッドのほか、ファッション、ヘルシーフード、ヨガを愛する著名人へのインタビューなど、ビューティ&ヘルス系の最旬トピックスを配信します。

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