【SOMPOWEリーグ第6節 S広島R戦】昨シーズンのリベンジ、さらに今シーズン上位争いを続けるために、必勝を期して臨む一戦

セレッソ大阪
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【CEREZO OSAKA】

WEリーグクラシエカップ第4節・ジェフ千葉レディース戦を終えた後、先週末に開催された2024-25SOMPOWEリーグ第5節は、対戦相手の三菱重工浦和レッズレディースがAFC Women's Champions League 2024/25に出場中のため12/11に開催。それにより他チームより準備期間が空いた中で、今節、セレッソ大阪ヤンマーレディースは2024-25SOMPOWEリーグ第6節・サンフレッチェ広島レジーナ戦に挑む。

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空いた期間を利用して、チームはリーグ戦の前節、日テレ・東京ベレーザに1-4で敗れた試合で出た課題の修正に取り組んだ。1対1の対応や守備でのスタートポジションの取り方など、「どういう準備をしないといけないのか。チームとして、個人戦術として、やるべきことを振り返った」と鳥居塚伸人監督は話す。組織での共有された崩しに加え、個での突破力に長けた選手も多いS広島Rに対し、1対1の対人守備やグループでの連動した守備は今節もポイントになるだけに、練習の成果を発揮したい。攻撃に関しては、直近の千葉Lとのカップ戦ではWE参入後最多の5得点を奪うなど収穫も得た。今シーズンは複数得点を取れている試合も多いが、前からのプレスで奪ってショートカウンターという昨シーズンの強みだけではなく、チームで崩して奪う形、3人目の動きで背後を取る形やニアゾーンを取ってクロスから決める形など、攻撃のバリエーションは少しずつ増えている。ここまでリーグ戦5試合で2失点と堅守を誇るS広島Rに対し、そうした積み上げをどこまでピッチで表現できるか。今節は、今後に向けた試金石となる一戦だ。「できていることは自信に変えて、継続してやっていけば、(得点の)チャンスはある」と指揮官も手応えを覗かせる。

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S広島Rには、昨シーズンはリーグ戦、カップ戦、皇后杯と4度対戦して4敗。1度も勝つことができなかった。それだけに、「今シーズンこそ勝ちたい」との思いでS広島R戦を心待ちにしている選手は多い。「昨シーズンは1対1で敵わなかったですが、今シーズンは1回もやらせない気持ちで挑みたい。自分のサイドからやられなければ、クロスを上げられる回数や失点の可能性も減る」と中西ふうが強い覚悟を示せば、「対戦して、上手いな、と思うチームだった。自分のところから失点したこともあったので、自分がどれだけ改善しているか、挑戦したい」と荻久保優里も話す。さらに具体的にS広島R戦への思いを述べたのは百濃実結香。「積み重ねている力を感じるし、個でも組織でも嫌な相手」とした上で、「1度目に対戦したカップ戦より、アウェイで戦った最後のリーグ戦の方がやれることは増えていた。確実に内容は良くなっている」と、その差が縮まっていることも実感。「今シーズンは勝ちたい気持ちが強い。より結果にこだわりたい」と闘志を燃やしている。ちなみに、昨シーズンのリーグ最終節、敵地でのS広島R戦では、開始早々、百濃の折り返しに高和芹夏が決定機を迎える場面もあった。惜しくもシュートは枠を外れてしまったが、今節は両者の間で得点が生まれることにも期待したい。

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選手たちと同様に鳥居塚監督も、「今シーズンの中でも大一番の一つ」と位置付けるなど、今節に懸ける意気込みは強い。ここで連敗すれば上位との差も開いてしまうだけに、何としても2位の相手から勝点3を掴みたい一戦だ。昨シーズンのリベンジ、さらには今シーズン上位争いを続けていくために、必勝を期して今節に挑む。
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