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柳田将洋が振り返る、春高の記憶
優勝候補のプレッシャーは「全くない」

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柳田将洋が振り返る春高バレーの思い出とは?
柳田将洋が振り返る春高バレーの思い出とは?【写真:平野敬久】

 東京五輪、パラリンピックが開催される2020年。やるべきことを一つずつ、といつも通りを心がけながら、それでも特別な1年の始まりに高揚感(こうようかん)を抱く。


 海外での三度目のシーズン。バレーボール男子日本代表、柳田将洋がフランクフルトで迎える新たな年の始まり。日本代表、プロ選手として戦うドイツリーグ、そして東京五輪。一つ一つを切り取るだけでも柳田のキャリアは実に華やかだが、そんな柳田にとって間違いなく、バレーボール選手としての転機は高校時代。


 鮮烈なデビューを飾った1年時。「優勝候補」として戦った2年時。3月から1月に開催時期が移行した3年時に感じた難しさ。


 今につながる土台が築かれた高校時代を、振り返る。

――春高に初出場した1年時、優勝候補と言われた高校を次々打破、1年生エースとして鮮烈なデビューでした。


 正直に言うと、他県のことも全然わからないし、初戦を勝つことでめいっぱい。でも今思えば、相手に対して過剰に意識することなく戦えたのがプラスでしたし、「相手はどこも強いから当たって砕けろ、やることをやってやろう」という気持ちで臨めました。後になって、優勝したチームの選手から「マサが優勝候補の学校を次々倒してくれて助かった」と言われて、初めて「そうなの?」と思ったぐらいで(笑)。結果的に、準々決勝で都城工に負けてしまって、負けたことは悔しかったですが良い思い出ですし、いろんな影響力を感じたのが最初の春高でした。


――影響力とは?


 勝つたびに注目されて、カメラが自分に向けられていたり、インタビューされたり、普通の高校生として生きていたらありえないことばかりです。

田中夕子

神奈川県生まれ。神奈川新聞運動部でのアルバイトを経て、『月刊トレーニングジャーナル』編集部勤務。2004年にフリーとなり、バレーボール、水泳、フェンシング、レスリングなど五輪競技を取材。共著に『海と、がれきと、ボールと、絆』(講談社)。『SAORI』(日本文化出版)、『夢を泳ぐ』(徳間書店)、『絆があれば何度でもやり直せる』(カンゼン)など、女子アスリートの著書や、前橋育英高校野球部・荒井直樹監督の『当たり前の積み重ねが本物になる』では構成を担当

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