安藤誓哉、強メンタルの基礎は高校時代に Bリーガーが語るウインターカップ<4>
「ウインターカップは必ず出たい大会だった」と語った安藤誓哉 【写真:バスケットボールキング/兼子慎一郎】
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感謝とうれしさが入り混じった憧れの東京体育館という場所
小学校からずっとウインターカップを見てきて、年齢が上がるにつれて東京体育館で開催される一番大きな最後の冬の大会だと認識していました。高校生になったら、必ず出たいと思っていましたね。ウインターカップで高校生のバスケットボールシーズンが終わるので、やはり勝っても負けても1年間やってきた集大成の大会でした。仮に全てを出せたとしても、結果として負けることもあって……。下級生なら次のシーズンの始まりであり、3年生にとっては最後。1年間、そのメンバーでやってきた感謝の気持ちを表現する場でとしても、ウインターカップは夢舞台であり目標でした。あの舞台でプレーできたことで、高校生としての感謝の気持ちやうれしい気持ちが素直に沸き上がりましたね。
――1年生で初めてコートに立った瞬間のことは覚えていますか?
まずは4面のコートだったことが一番に思い出されます。もちろんウインターカップの舞台ということで緊張はしましたし、必死でした。もうガムシャラすぎて、あまり覚えていないのが正直なところです。でも、自分の持てるものをすべて発揮できるように、必死にプレーしたことは記憶にあります。
――当時、会場だった東京体育館の雰囲気はいかがでしたか?
同時に何試合も行われている中で数々の出場校の応援団が色々な応援をしていました。特に1、2回戦では高校生が会場の雰囲気を作り出しているように思えたので、僕としてはとても良いなと感じていました。
――2年生の時に母校の明成高校が初優勝を果たしましたが、決勝がロースコア(69-56)での勝利でした。大会を振り返っていただけますか?
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