今季シニアデビューの“凡人”横井ゆは菜 「やっとできた」を積み重ねてきた人生
「才能もないし、これまでフィギュアを続けてきたのは特に“やめる理由”がなかっただけ」という横井。シニアデビューの今季、一気に階段を駆け上がる姿が見られるかもしれない 【撮影:スリーライト】
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私はまだ、大きな目標を語れるほどの選手じゃない
子どものころから目の前の目標をコツコツとクリアしてきたという横井。シニアデビューを果たし、大きな転機を迎えようとしている 【撮影:スリーライト】
5歳のとき、週に1回の教室でレッスンを受けるようになったんです。たまに昔のビデオを見返すことがあるのですが、私は下手くそというか、習得が遅くて、必死にみんなについていこうとしている感じが見てとれました。だけど、たぶん当時は自分のことを下手だとは思っていなかったんです。結構、楽しくやっていましたから(笑)。
――「フィギュアスケートをずっとやっていこう」「選手として上を目指すんだ」と思ったのはいつ頃でしたか?
強く思ったのは、もしかしたら最近になってからかもしれません。それまでは辞める理由もなくて続けているような部分もあったのが、ジャンプの技術などがだんだん上がっていくにつれて、モチベーションも上がってきた。自分が国際大会に出るような選手になれるとは、昔は思っていなかったのに、世界ジュニアやジュニアグランプリに出させていただいて、「ここまで来たら、やっぱり頑張らなきゃいけないな」と最近は思うようになりました。
――今の横井選手を支えるモチベーションはなんでしょう?
日々練習していく中でのモチベーションは、その日の目標。「これができるようになるまでやる」ということですね。私は大きな目標をまだ口には出せない選手だと思っているので、とにかく目の前のことを頑張るしかない。
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