“古巣”との初対決はスーパーサブ? マジョルカでの久保の立ち位置とは
第3節のバレンシア戦から6戦連続出場中の久保建英だが、ここまでスタメン出場は2試合のみ。しかも、いずれもチームは敗れており、好印象を与えられなかった 【Getty Images】
※リンク先は外部サイトの場合があります
ロドリゴと比較しても「決断は正解」
プレシーズンマッチでマドリーのユニホームを身にまとい、鮮烈な印象を残した久保が、マジョルカへのレンタル移籍から2カ月近くが経過し、“古巣”を相手にどんなパフォーマンスを見せるのか。それは、スペインメディアの間でも小さくない関心事となっている。
こうした世間の関心、注目度の上昇こそが、久保の入団によってマジョルカが受けた恩恵のひとつだ。マドリーからのレンタルということだけでも耳目を集めるが、彼には「日本人選手」という付加価値もある。長い低迷の時を経て、1部に復帰したばかりのクラブがソーシャルメディアでも話題になり、取材パスを申請する記者が増えているのは、久保加入による効果に他ならない。
もちろん、マジョルカが久保の獲得に踏み切ったのは、選手としての実力を評価したからこそだ。実際、ここまで6試合、時間にして322分間プレー。これは全体の59.6%に相当する出場時間だ。第6節のアトレティコ・マドリー戦、第7節のアラベス戦では先発フル出場も果たしている。
ただし、その2試合はいずれも0−2で敗北と結果を残せなかった。一方、久保がベンチスタート(57分から途中出場)となったインターナショナルマッチウィーク前の第8節エスパニョール戦で、チームは開幕のエイバル戦以来となる勝ち点3を獲得している。
こうしてスタメンとベンチスタートを繰り返すのは、成長過程にあり、なおかつ移籍して間もない18歳の選手にとっては、至ってノーマルな状況だ。もっとも、チーム内競争が熾烈なマドリーのようなメガクラブであれば、より困難な状況が待っていたに違いない。
続きはスポーツナビ公式アプリ(無料)で読むことができます。
- アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
- Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。
- 前へ
- 1
- 2
- 次へ
1/2ページ