ラ・リーガ2019-20
“古巣”との初対決はスーパーサブ?
マジョルカでの久保の立ち位置とは

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第3節のバレンシア戦から6戦連続出場中の久保建英だが、ここまでスタメン出場は2試合のみ。しかも、いずれもチームは敗れており、好印象を与えられなかった
第3節のバレンシア戦から6戦連続出場中の久保建英だが、ここまでスタメン出場は2試合のみ。しかも、いずれもチームは敗れており、好印象を与えられなかった【Getty Images】

 久保建英のテクニックとセンスは、2部から昇格したマジョルカの中では抜きん出ている。それでも、いまだ完全なレギュラーに定着できないのはなぜなのか? 古巣レアル・マドリーとの一戦でも、スタメン出場の可能性は低いとの見方がもっぱらだが、では、今の彼に足りないものとは何なのか──。マジョルカにおける、現在の久保の立ち位置を知る。

ロドリゴと比較しても「決断は正解」

 今週末(10月19日)に行われるラ・リーガ第9節のマジョルカ対レアル・マドリー戦で、注目プレーヤーのひとりとして名前が挙がっているのが、18歳の日本人アタッカー、久保建英だ。


 プレシーズンマッチでマドリーのユニホームを身にまとい、鮮烈な印象を残した久保が、マジョルカへのレンタル移籍から2カ月近くが経過し、“古巣”を相手にどんなパフォーマンスを見せるのか。それは、スペインメディアの間でも小さくない関心事となっている。


 こうした世間の関心、注目度の上昇こそが、久保の入団によってマジョルカが受けた恩恵のひとつだ。マドリーからのレンタルということだけでも耳目を集めるが、彼には「日本人選手」という付加価値もある。長い低迷の時を経て、1部に復帰したばかりのクラブがソーシャルメディアでも話題になり、取材パスを申請する記者が増えているのは、久保加入による効果に他ならない。


 もちろん、マジョルカが久保の獲得に踏み切ったのは、選手としての実力を評価したからこそだ。実際、ここまで6試合、時間にして322分間プレー。これは全体の59.6%に相当する出場時間だ。第6節のアトレティコ・マドリー戦、第7節のアラベス戦では先発フル出場も果たしている。


 ただし、その2試合はいずれも0−2で敗北と結果を残せなかった。一方、久保がベンチスタート(57分から途中出場)となったインターナショナルマッチウィーク前の第8節エスパニョール戦で、チームは開幕のエイバル戦以来となる勝ち点3を獲得している。


 こうしてスタメンとベンチスタートを繰り返すのは、成長過程にあり、なおかつ移籍して間もない18歳の選手にとっては、至ってノーマルな状況だ。もっとも、チーム内競争が熾烈なマドリーのようなメガクラブであれば、より困難な状況が待っていたに違いない。

セルヒオ・サントス・チョサス(AS紙)

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