独自レーティングで凱旋門賞の馬券見えた
別格エネイブルを負かすとしたら3歳馬
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牝馬と3歳馬には逆らえない?

独自レーティングからもエネイブルの強さは別格、史上初の凱旋門賞3連覇は
決まったも当然か
独自レーティングからもエネイブルの強さは別格、史上初の凱旋門賞3連覇は 決まったも当然か【Photo by Kazuhiro Kuramoto】

 過去10年の結果を見れば一目瞭然。牝馬か3歳馬しか勝ったことがない。しかも、勝った3歳馬6頭のうち、3頭は牝馬である。すなわち、過去10年で考えると、7割の確率で牝馬が勝つレース。残りの3割は3歳牡馬。59.5キロを背負う古馬の牡馬は2着までと相場が決まっている。


 毎年、同じことが繰り返されているのだから、基本的には逆らわないのが正解だ。凱旋門賞が近づくたびに、いつもそう思うのだが、レース直前になると、どうしても逆らいたくなってくる。そんなにうまい話ばかりはないだろうと思ってしまう。まあ、ほとんどビョーキである。穴馬病とでも言おうか。


 市丸流レーティング表をご覧いただきたい。このレート、基本的にはモノサシになる日本馬を中心に、外国馬との着差を考慮し、今回背負う斤量で補正をかけて算出している。数値に特に意味はないが、国際G1であれば102〜105程度の数値で勝ち負けできるレベル、と考えていいと思う。

<市丸流レーティング表>

【画像提供:JRA-VAN】

 トップは、当然というべきかエネイブルである。昨年は順調さを欠き、シーズン初戦にオールウェザーを1回使っただけで凱旋門賞だった。いくらでも疑いたくなる要素があり、これで1倍台の1番人気なら消したいと考えた。しかし、簡単に勝たれた。短クビ差の接戦ではあったが、もし順調だったらどれだけ離したのかと思わせる強さだった。


 実際、その後はマジカル相手にBCターフを勝った。着差は3/4馬身だったが、3着以下はさらに9馬身離してしまった。


 今年は順調。G1ばかり3戦全勝でここへ歩を進めてきた。これで12連勝。うちG1を10勝。もう、明らかに怪物である。3連覇した馬は過去にいないとか、5歳牝馬は不振とかいわれているが、「強い牝馬が3連勝を目指して5歳時にも使う」というケースがほぼなかっただけだ。


 トレヴが5歳時に4着だったことで、歴史は繰り返す的な言われ方をしているが、トレヴはエネイブルほどの怪物だったわけではない。確かに凱旋門賞連覇は強かったが、フランス国内でしかG1を勝っていないし、結構取りこぼしもあった。地元イギリスのほか、アイルランド、フランス、アメリカと、どこへ行っても、どんな一線級と戦っても結果を残してくるエネイブルは別格と言えると思う。

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