初めてのオートキャンプに最低限必要な準備は? マナーもチェック!

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【写真:アフロ】

 テントを張るスペースのすぐそばまで車で乗り入れられる「オートキャンプ」は、初心者に人気のキャンプスタイルです。「初心者に人気」とはいっても、アウトドア知識がいっさいない場合は、何から準備したらよいか困ってしまいますよね。

「キャンプの経験がない」「子どもの頃、学校行事でキャンプをしたのが最後」という方は、まずはオートキャンプがどんなものであるかを想像することから始めましょう。ここでは、オートキャンプに必要なアイテムや、キャンプサイトでのマナーなどを紹介します。WILD-1デックス東京ビーチ店のキャンプ担当・石田さんから聞いた「キャンプに持っていくと便利なツール」も準備に役立ててくださいね!

オートキャンプとは?

 オートキャンプとは、車をキャンプサイトのそばに停めて楽しむキャンプのことです。食料やテントなどの荷物を離れた駐車場から運ぶ必要がなく、天候が優れないときは車の中に避難できるので、初心者やお子さん連れでも快適に過ごせるのが魅力です。

 また、広いキャンプエリアの中から自分でテントを張る場所を決める上級者向けのキャンプとは異なり、1つ1つのサイトが区画されたキャンプ場であればビギナーでも安心です。テントを設営する場所は平らに整備されているので、寝るときに木の根っこや石に頭があたるといったことも少ないでしょう。

 また、キャンプ場によっては、区画に電源が設けられていたり、有料シャワーやピザ釜などの設備を備えていたりするところもあります。事前に予約すれば、テントやタープなどキャンプに必要な用具を一式レンタルできるキャンプ場も珍しくないので、キャンプに慣れるまでは、設備やレンタル品が充実したいわゆる「高規格キャンプ場」を選んでみるのもおススメです。

オートキャンプに必要な持ち物は?

 キャンプ用品は一式揃えようとすると高額で、保管の際も部屋や倉庫で場所を取ります。初めてのキャンプでは「用品を一式そろえなきゃ!」と身構えず、「レンタルできないものだけ自分で用意する」というスタンスで準備を進めましょう。

 オートキャンプに必要な準備は以下の通りです。

■テント周りで使うもの
テント、タープ(日よけ)、シュラフ(寝袋)、キャンプマット、テーブル、チェア、ランタン

■料理に必要なもの
カセットコンロ、バーベキューグリル、燃料(カセットボンベや木炭)、クーラーボックス、調理器具(鍋、フライパン、包丁、まな板など)、食料、調味料、アルミホイル、食器洗い用の洗剤とスポンジ、ビニール袋

■自分自身で使うもの
着替え、タオル、洗面用品、軍手

<アウトドアショップのワンポイントアドバイス!>
「テーブルなどの作業台にゴミ袋を引っ掛けられる『コンビニハンガー』や、食器や洗濯物を吊るす『デイジーチェーン(ネビュラチェーン)』があると、キャンプがより快適に楽しめます」(WILD-1デックス東京ビーチ店・石田さん)

オートキャンプのマナーは?

 夏から秋にかけてのキャンプ場は多くの人で賑わいます。事故やトラブルを防ぐためにキャンプ場のルールと、周囲に迷惑をかけないためのマナーを守りましょう。

マナー1:車でキャンプ場内を移動する際は徐行運転を
 車と人の距離が近いオートキャンプ場では、運転に細心の注意が必要です。テントの裏や生け垣の影などに人がいないか、特に小さな子どもが急に飛び出してくる可能性もありますので十分に確認しながら、スピードを出さずに運転しましょう。また、夜間の移動はライトやエンジン音が周囲の迷惑になるので控えましょう。

マナー2:ほかの区画を横切らない
 キャンプ場において、区画はそのグループの敷地です。ほかの区画を横切るのは戸建ての庭に侵入するのと同じこと。ほかの人の敷地には立ち入らないようにしましょう。

マナー3:音楽や声のボリュームに注意
 キャンプ場には当然ながら音を遮る壁がありません。特に朝と夜は普通に話しているだけでも、声が響いて周りの迷惑になることがあります。キャンプ場では消灯時間を決めているところも多いので、その時間が近づいたら声のトーン、ボリュームを落としましょう。

初めてのキャンプ! 自前で用意したいグッズ4選

 ここからはキャンプに必要なアイテムの中でも、自分で用意すると便利な4つのアイテムを紹介します。

■LOGOS ロゴス 寝袋 シュラフ 洗える 封筒型
 いくらキャンプ場で借りられるとはいえ、知らない人と寝具を共有するのは少し抵抗がありますよね。シュラフは急な来客の際や災害時にも使えるので、家族の人数分そろえておきたい代物です。マミー型と封筒型がありますが、開いて使える封筒型なら暑い季節のキャンプも快適。ロゴス製のこちらのシュラフは洗濯機で洗えるので、使用頻度が少なくても清潔に保てますよ!

7月上旬入荷予定 LOGOS ロゴス ROSY/ロジー 丸洗い寝袋・15 72600600 スリーピングバッグ 封筒型 シュラフ キャンプ アウトドア 1人用 洗濯可能
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■コールマン coleman ホイールクーラー/28QT(スカイブルー)
 食べ物や飲み物をキャンプ場に持っていくには、外の熱をしっかり遮断できるクーラーボックスが必須です。キャリーハンドルとホイールがついたクーラーボックスなら持ち運びもラクラク。容量の26リットルは2リットルのペットボトルが6本収納できるちょうどいいサイズ。空き缶などのゴミを持ち帰るのにも便利ですよ。

コールマン ホイールクーラー/28QT(スカイブルー) 2000010029
11,247円ほか

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■レジャーテーブル セット 折りたたみ レジャー テーブル イス
 一家に一台あると便利なのが、折り畳んでコンパクトに収納できるテーブルとチェアのセットです。ベンチの耐荷重は160キロと、大人ふたりが座っても問題ない強度。テーブルは70センチの高さがありますが、脚ジョイントを外せば40センチのローテーブルとして使用でき、海水浴やお花見にも便利です。

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■イワタニ カセットフー アウトドア カセットコンロ
 炭火で料理を作るのはキャンプの醍醐味ですが、慣れないキャンプでは準備に時間がかかり、なかなか食事にありつけないことも……。カセットコンロを準備しておけば作業が時短でき、料理の幅もぐんと広がります。自宅にカセットコンロがない方は初めてのキャンプをきっかけに、風にも強いアウトドア用コンロの購入を検討されてはいかがでしょうか?

バーベキューコンロ ガス イワタニ / Iwatani カセットフー タフまる CB-ODX-1 ケース付き
7,480円ほか

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オートキャンプ場の設備・備品を活用して手軽なキャンプを楽しんで!

 オートキャンプは何といっても「手軽に楽しめる」点が魅力です。キャンプ場で必要な備品をレンタルしているなら、それを利用しない手はありません。後半で紹介した4つのアイテムは「試しにキャンプをやってみよう」という方も「本格的にキャンプを趣味にしたい」という方も持っておいて損はないものばかりなので、自分でそろえるのもおすすめですよ。

【企画編集:C-NAPS編集部/取材協力:WILD-1 デックス東京ビーチ店】
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著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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