テントでも快適! 持ち運びも便利な「キャンプマット」の選び方
【写真:アフロ】
一口にキャンプマットといっても、その種類はロールタイプの銀マットから、空気を抜いて小さく収納できるタイプまでさまざま。今回は「初めてキャンプマットを買う」という方に向けてその種類や選び方を解説します。アウトドアショップ「WILD-1デックス東京ビーチ店」キャンプ用品担当の石田さんにも、人気のマットのタイプを聞いてみました。
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キャンプマットはキャンプに必要?
チェアや食器など、何かと用意するものが多いキャンプでは、荷物を少なくするために「キャンプマットはなくても大丈夫」と判断する方もいるかもしれません。確かに、寝心地の悪さは一泊くらいなら我慢できますが、自然豊かな山奥は朝晩の冷えこみが厳しいので、寒さから身を守るためにも用意したいアイテムです。
また、持ち運びに便利なキャンプマットは、お花見や運動会など、長時間地べたに座るイベントの際にも活躍します。その他にも、近年は台風や地震などの自然災害も多いので、非常時のための備えとしてもキャンプマットを持っておいて損はありません。
キャンプマットの種類
タイプ1:クローズドセルマット
断熱性の高い発泡素材で作られた、広げるだけで使えるマットの総称です。昔からある銀マットもこのタイプ。軽量で使いやすいのが特徴で、設営や撤収を素早く済ませたい方におすすめです。
タイプ2:インフレーターマット
バルブを空けると自動的に空気が入り、2〜3センチ程度の厚さに膨らむマットです。口で膨らませて、好みの厚さに調整もできます。収納時に空気を抜く手間はありますが、コンパクトにまとまるので荷物になりません。
タイプ3:エアマット
手動・電動ポンプを使って膨らませるマットです。マットの厚さは15〜20cmほどになり野外でのキャンプでも普段の生活と変わらない寝心地を再現できます。空気を抜いてもマット自体に重量があるので持ち運びには適しませんが、快適さを重視する方にはピッタリです。
キャンピングマットを予算別に紹介
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2000〜3000円の予算でキャンプマットを探すなら、キャンプ以外のレジャーでも広く使える銀マットがおすすめです。こちらは縦100センチ、横180セント、厚み1.5センチの寸法で2枚あれば一般的なテントの床全体を覆えます。収納時に座る面と裏面が重ならないので、座る面はいつもきれいに保てるのもポイント。ファミリーキャンプのおともにいかがでしょうか?
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4000円以内の予算で手に入る、縦56センチ、横182センチ、厚さ2センチのクローズドセルマットです。表面を波形にすることで暖かい空気の層を作り、地面の冷気や湿気を遮断して快適な温度を保ちます。折り畳めばリュックの隙間に差し込んで簡単に持ち運べるので、登山などのアクティビティーにも重宝できます。
7000円前後の予算で考えるなら、コンパクトに収納できて寝心地もソフトなインフレーターマットはいかがでしょうか。こちらは縦186センチ、横64.5センチ、厚さ8センチと大人1人にピッタリのサイズ。バルブを開けてから約3分で十分な厚さに膨らみます。災害時や急な来客にもすぐに対応できますね。
大きさも寝心地も妥協したくないという方には1万円前後のエアマットがおすすめです。通常のエアマットは膨らませるためにポンプを持参しなければなりませんが、ポンプが内蔵されているマットなら荷物も最小限に。縦185センチ、横52センチ、厚さ10センチと大人ひとりが悠々寝られるサイズです。
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家族でキャンプを楽しむ方に人気なのがダブルサイズのインフレーターマットです。持ち運ぶ際は場所を取りませんし、フタを開ければ自動的に膨らんでくれるのでお父さん、お母さんにとっては便利だと思います。お子さんに人気なのはふかふかのエアマットですね。マットにとってはあまりよくありませんが、マットの上でぴょんぴょん飛び跳ねて遊んでいるお子さんも多く見かけますよ(WILD-1デックス東京ビーチ店・石田さん)
キャンプマットの使用でテントでも快適な睡眠を!
【企画編集:C-NAPS編集部/取材協力:WILD-1 デックス東京ビーチ店】
【C-NAPS編集部】
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