連載:【野球小説】栄冠は監督にも輝いてほしい

【野球小説】栄冠は監督にも輝いてほしい あらすじ/登場人物

谷上史朗

あらすじ

 佐伯大輔は高校野球の監督に憧れ、教員となったばかりの22歳。まずはコーチや部長として指導者の経験を積むつもりが、大阪天栄高校でいきなり野球部監督就任を要請される。大阪天栄はかつて甲子園常連校だったが、現在は低迷中。佐伯は若くして野球部復活、甲子園出場の舵取り役を託されたのだ。プレッシャーを感じつつも、「高校野球オタク」である自身の知識を生かして指導を始めるが、なにせ未経験。グラウンドの内外で起こる「高校野球の現実」に翻弄(ほんろう)され、ハードな日々と「監督のツラさ」を初めて実感する。果たして佐伯が「現場」で見たものとは……。

※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

登場人物

佐伯大輔……大阪天栄高校・野球部監督。大学を卒業したばかりの22歳。
有本公寿……大阪天栄高校・野球部部長。佐伯の監督就任までチームを指導していた。
関口智也……大阪天栄高校・野球部3年生。速球が武器の右腕エース。気まぐれな性格。
南田泰……大阪天栄高校・理事長。経営者の顔も持つクールなビジネスパーソン。
黒川孝二……硬式少年野球チーム・大阪港町ボーイズ監督。
澤井正太郎……大阪天栄高校・ハンドボール部監督。教員歴も長いベテラン指導者。
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著者プロフィール

1969年生まれ、大阪府出身。高校時代を長崎で過ごした元球児。イベント会社勤務を経て30歳でライターに。『野球太郎』『ホームラン』(以上、廣済堂出版)「web Sportiva」(集英社)などに寄稿。著書に『マー君と7つの白球物語』(ぱる出版)、『崖っぷちからの甲子園—大阪偕成高の熱血ボスと個性派球児の格闘の日々』(ベースボールマガジン社)『一徹 智辯和歌山 高嶋仁 甲子園最多勝監督の葛藤と決断』(インプレス)。共著に『異能の球人』(日刊スポーツ出版社)ほか多数。

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