このランニングシューズがスゴい!2019夏 第2回 サブ4を目指す中級者向け編
【各社提供】
そこで、各スポーツメーカーが今、最もオススメしている“本当にスゴい”ランニングシューズ一足をチョイス。その理由を、熱く語ってもらいました!
第2回は、初心者の域を脱し、サブ4(フルマラソンで4時間切り)を目指す「中級者向け」シューズを紹介します。運命の一足はこの中にある!?
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ナイキ『Nike Air Zoom Pegasus 36』
Nike Air Zoom Pegasus 36 【ナイキジャパン提供】
このシューズは、速く走りたいランナーのためのトレーニングシューズといった位置付けになります。長い距離にも短い距離にも、ジョグにもスピードトレーニングにも対応できる万能モデルです。もちろん、レース用に履くことも可能ですが、ある程度力をつけたランナーは、レース用とトレーニング用でシューズを履き分けた方がいいと思います。
特徴は、ミッドソールに内蔵されている「ズーム エア クッション」。着地したときの衝撃を吸収するとともに、反発力にも優れているので、弾むような履き心地を体感できます。ただ、「トレーニングではしっかりと自分の足を鍛えてもらいたい」という思いから、レースでタイムを追求したい上級者向けの厚底ランニングシューズ『Nike Vaporfly 4% Flyknit』(ナイキ ヴェイパーフライ 4% フライニット)と比べると、反発力は控えめにしています。
また、伸縮性があるメッシュ素材のアッパーは、動きやすさと快適さを損なうことなく、クッション性を保ったまま足の安定感をキープ。ホールド感が高いので、履き心地の良さもポイントです。
安定感があって多くのランナーから信頼されているこのシューズで、思う存分トレーニングをしてください(ナイキジャパン マーケティング担当)。
- ナイキ レディース ズーム ペガサス36 Nike Air Zoom Pegasus 36 ランニングシューズ Gunsmoke Oil Grey/White/Gum Brown
- 32,780円ほか
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アディダス『ADIZERO BOSTON 8』
ADIZERO BOSTON 8 【アディダス ジャパン提供】
「ADIZERO」シリーズは、アディダス シューズ クリエイションアドバイザーとして事業に携わってきた、シューズクリエーターの大森敏明氏とともに2005年に開発。日本人ランナーに最高の履き心地を提供するためにラスト(足型)「マイクロフィットラスト」を生み出しました。
このシューズにも、初心者向けにオススメした『ULTRABOOST 19』(ウルトラブースト ナインティーン)同様に、ミッドソールに「BOOSTフォーム」を搭載。クッション性と反発性に優れたBOOSTフォームの上に、前モデルより増量した軽量なEVAフォームを重ねたエナジーレイルによって、クッショニングが向上し、エネルギーロスを抑え、安定感のある走りをサポートします。
アウトソールには、自動車のタイヤゴムメーカー・コンチネンタル社のラバーを使用。グリップ力を誇るので、あらゆるコース(路面)に対応することができます。また、アッパーには、耐久性と通気性の高さが特徴の「エンジニアードメッシュ」を採用。タイムを縮めるべく走力を鍛えるシューズに適しています(アディダス ジャパン・上坪靖子さん)。
ニューバランス『HANZO C』
HANZO C 【ニューバランスジャパン提供】
『HANZO C』の「C」は「Challenge」を意味します。レースにチャレンジするランナーのために、クッション性を保ちながら、軽量感を追求するとともに倒れこみを防ぎ安定感を高める「メディアル ポスト」も搭載しています。
アッパーには通気性を高めるとともに、フィット性、サポート性を図るため「エンジニアードメッシュ」を使用。走りがぶれないよう、サイドからしっかりホールドしてくれるので、スピードを上げても快適に走ることができます。
ソールに対する考え方も、初心者向けに紹介した「FRESH FOAM ZANTE PURSUIT」(フレッシュフォーム ザンテ パーシュート)に搭載している「フレッシュフォーム」とは異なります。ミッドソールに使用した「レブライト」という素材は、ニューバランスのミッドソール素材の中でいちばん軽く、しかもクッション性と反発性に優れています。そこに前足部とかかとを結ぶアーチ部のねじれを防ぐ「ティー ビーム」やメディアル ポストを搭載し、安定感も優れています。さらに、効率の良い走りを追求できるよう、かかと部と前足部の高低差が少ない構造になっています。
レースのために開発されたHANZOシリーズを履いて、忍者気分で黙々とレースに挑んでください(ニューバランスジャパンの小澤真琴さん)。
ミズノ『WAVE SHADOW 3』
WAVE SHADOW 3 【ミズノ提供】
このシューズの特長は、ドロップ(シューズの前足部とかかと部におけるソールの高低差)が8mmと低いこと。ドロップが低い=つまさきとかかとの高低差がなくなると、走っているときに中足部で着地しやすくなるので、かかとで着地するのに比べて、蹴り出しが早くなります。もちろん、前足部のクッション性を保ちつつ、よりスピーディーに、効率の良い走りを追求できるようになるのです。
初心者向けにオススメのシューズ『WAVE RIDER 22』(ウエーブライダー)を紹介する際にも説明した、ミズノ独自の波形プレート「ミズノウエーブ」は、ウエーブシャドウのソールにも搭載しています。クッション性と安定性の両立を実現しつつ、中級者向けに高い反発力が得られるように波形プレートの形状を見直しています。ちなみに、波形プレートの形状は、モデルによって異なるんですよ。
アッパーには、フィット感と通気性を考慮して設計された「エンジニアドメッシュ」を使用。さらに、ベロがアッパーとつながっていて、袋のように縫い込まれているので、足を包み込むような感覚に。スピードを上げてもホールド感が得られるので、履き心地が良いです。
秋のマラソンシーズンに備えて、この夏、このシューズで、効率よくトレーニングをしませんか(ミズノ・鈴木彩子さん)。
アシックス『GEL-DS TRAINER24』
GEL-DS TRAINER24 【アシックスジャパン提供】
ミッドソールには、軽量性とクッション性に優れた「フライトフォーム」を全面に使用。かかと部にゲル素材を内蔵することで、クッション性を高めています。さらに、足になじみやすいニットアッパーが、より自然なフィット感をもたらします。ニットの裏側には、アシックススポーツ工学研究所の実証のもと、補強材を適切に配置。走行時のサポート性や自然な動きを実現しました(アシックス・牧野田玄太郎さん)。
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