存在感示すもう一方の“ディープ産駒” リフレッシュ明け出走で穴を狙え

JRA-VANデータラボ

2012年のダービー馬

 今回はディープインパクトではなく、ディープブリランテ産駒に注目してみたい。2012年に日本ダービーを制した馬で、同期にはゴールドシップ(宝塚記念など)やフェノーメノ(天皇賞・春)らがいる。ディープブリランテ産駒は2016年にデビュー。現5歳世代が最も年上で、代表馬にはラジオNIKKEI賞や中山金杯を制したセダブリランテスがいる。今のところ超大物は出ていないが、今年はミッキーブリランテ(シンザン記念3着)やグレイスアン(フェアリーS3着)が重賞で好走。最近のレースでは6月9日の江の島特別(2勝クラス)でナイトバナレットが9番人気ながら2着に入るなど、存在感をアピールしている。

 そんなディープブリランテ産駒の成績データから、特徴を調べていくことにする。データの集計・分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用。集計期間は今年の6月9日(日)開催終了時点までとする。

ディープブリランテ産駒の芝・ダート成績(2019年6月9日まで)

表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 まずはディープブリランテ産駒の芝・ダート別成績を見ていくことにする(表1参照)。芝が88勝に対し、ダートは24勝。出走回数は芝とダートで2倍近くの差があり、芝の方がだいぶ勝率はいい。連対率や複勝率も芝の方が高い。ダートでの勝ち鞍の内訳を調べると、未勝利クラスが大半で、1勝クラスの勝利はかなり少ない。2勝クラス以上は勝ち鞍がなく、2着もない。こうした成績を見ると、ディープブリランテ産駒は明らかに芝向きだと考えられる。ダートは得意でないと言ってもいいだろう。よって、次からは芝成績に絞ってデータを見ていくことにする。

ディープブリランテ産駒の距離別成績(芝・2019年6月9日まで)

表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表2はディープブリランテ産駒の距離別成績(芝)。2200mの【5.6.3.13】、勝率18.5%・連対率40.7%、複勝率51.9%という数字が目立つ。2400mの成績も比較的良く、2100〜2400mが【7.8.6.30】。2500m以上は【1.1.1.8】で、芝中長距離での成績がいい。ディープブリランテ自身が日本ダービーを勝っていることもあり、産駒が2400m前後を得意にしても全く不思議はない。

 2000m以下では1600mの成績が若干いいが、それほど目立つ数字ではない。1000〜1300m、1400〜1600m、1700〜2000mというカテゴリー別に分けてみると、それぞれ似たような成績が出た。勝率は7%前後、連対率は15%前後、複勝率は22%前後となっている。

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