長友佑都手記『ありのままの自分』 「なぜ真司がスタメンじゃなかったのか」
真司との“日本人対決”を終えて
ベシクタシュとのダービーマッチ後、ロッカールームではチームメートの子供たちも一緒に勝利を喜んだ 【写真提供:長友佑都】
けがから復帰して3試合目、フィジカル、プレーともに手応えを感じています。試合の体に仕上がったなという感じです。
ベシクタシュとのダービーマッチは、2−0で勝つことができました。最大のライバルチームであり、また勝たないと優勝できないということもあり、チーム・個人ともに気持ちが入っていた。今回は(香川)真司がいたことで、“日本人対決”になり、日本でも盛り上がることは分かっていたし、負けないぞという気持ちはもちろんあったね。
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相手に真司がいたことで、日本でも盛り上がることは分かっていた。負けないぞという気持ちはもちろんありました 【写真:アフロ】
試合前も話していたけれど、なぜ真司がスタメンじゃなかったのかは疑問だった。真司とはサッカーだけでなく、いろいろな話しをしている。試合後は真司自身も「もっと出たかった、勝ちたかった」と言っていたし、ガラタサライの選手も「なぜあんなにクオリティーの高いプレーをする選手が試合に出ないのか」と不思議に思っていたね。
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