進化を続けるワンダーボーイ・張本智和 規格外のプレーは幼少期に築いた型にあり

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衝撃デビューから2年、15歳ながら実力は世界トップ

驚異のスピードで進化している15歳・張本智和。21日開幕の世界選手権個人戦で表彰台を狙う 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

 初出場となった2017年の世界選手権個人戦(ドイツ)では史上最年少となる13歳でベスト8進出。張本智和(木下グループ)の世界戦デビューは衝撃的だった。

 その後、18年4月のアジアカップでは世界ランキング1位の樊振東(中国)に勝利し、6月のITTFワールドツアー・ジャパンオープンでは世界選手権、リオデジャネイロ五輪王者の馬龍(中国)らを下して初優勝。さらに12月に韓国で行われたワールドツアー・グランドファイナルでも史上最年少王者に輝くなど、その成長は止まらない。4月現在の世界ランキングは4位。15歳ながら、堂々の第4シードとして自身2度目の世界選手権個人戦(ハンガリー/21日開幕)に臨むが、実力的にも十分に表彰台を狙える位置にいる。
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