伝説のトリプルアクセルで歴史が動き出す 専門記者が選ぶ名シーン【平成元〜10年】
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伊藤みどりは日本フィギュアの原点
野口:中学生!
辛:え、本当に!? 私は社会人2年目の新聞記者でした。私と野口さんの年齢差がそんなにあったなんて……。
折山:僕はもう仕事をしていたなあ。
野口:私はアルベールビル五輪の伊藤みどりさんを見て、フィギュアスケートを始めました。この翌週くらいに後楽園のスケートリンクに行ったことを覚えています。
――それほど印象が強烈だったんですね。
野口:すごく強烈でした。私にとっては“日本で初めてフィギュアスケートが放送された日”のような感じでしたよね。まだ当時はフィギュアスケートという競技がテレビで取り上げられることはほとんどなかったように思います。
折山:スケートと言ったらスピードスケートだったんですよね。しかもその頃は、全日本選手権は観戦無料でしたから。
野口:無料でしたね。全日本選手権は今のような試合ではなく、インカレとかと同じようなアットホームなイベントというイメージでした。お金を払って見るとかチケットを予約するとかではなく、いつでもどこでも見に行ける大会のひとつという感じでした。
(映像を見て)
野口:高いね〜。この伊藤みどりさんを見て、当時の私はなんだかすごく楽しそうな競技だなと。音楽も好きだったし、スポーツと音楽が同時にできる競技ということで始めました。高い靴を買ってもらってね。週一回の習い事という感じで。
――やはり、ここが日本フィギュアスケートの……。
野口:原点ですよね。
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