トクサン座談会、野球の魅力を語り尽くす 「草野球は一生プレーできる唯一の舞台」
野球という「共通言語」のもとで…
【画像:スポーツナビ】
ライパチ:やる方だね。
トクサン:完全にやる方。
クニヨシ監督:私は普段プレーをしてないですし、見る方ですね。野球好きな人だけじゃなくて、会社の女性社員とか、大勢で行った方が楽しいです。実際に球場に来て、体験して、臨場感を味わう。あと、3時間近い試合時間の中で、スタジアムで行われるいろいろなエンターテイメントを楽しんだりするのが好きですね。
――野球そのものの魅力と、あとは草野球を仲間とやる魅力を最後にお話いただけますか。
トクサン:多分野球をやってなかったら、出会ってない人たちがたくさんいるということですかね。やっぱり、それが野球の醍醐味(だいごみ)だと思います。
クニヨシ監督:チームを組んで、今年で10年目くらいになりますが、このメンバーでやってきて、楽しいことや面白いことはたくさんありましたね。
アニキ:みんな10年いると思うと、間違いなく1番長く属したチーム。高校の部活とかだと2年と少しやったら卒業間近だけど、草野球だと永遠に続けられるというのは1つの魅力やね。この10年で、ライパチのこと大体わかるようになったもん。
トクサン:あとはアニキとタケトラ(20歳のチームメンバー)は年齢的にダブルスコアですが、年が離れていても草野球という同じ舞台でまともに話せるというのは素晴らしいことですね。
アニキ:最後まで野球を続けようと思ったら草野球しかない。実業団でもいつかはできなくなるし、大学野球なら学生生活が終わったら終了になる。でも、草野球はやりたければ一生できる。それが唯一の舞台になるんだから。そこからいくらでも人脈が広がるし、新しい人間関係を作っていくのは、普通の社会に生きていたらないやん。でも草野球をやっていれば、野球という共通言語のもとで、新しい出会いが永遠にある。こんな美しいものはあるでしょうか……と、俺がしゃべったら結局こうなるねんな。
(一同笑い)