【実際のプレイから学ぶバスケットボールスキル Vol.4】クロスオーバーの応用編!タップクロスオーバー

SOMECITY

【写真提供:SOMECITY】

今回の紹介するスキルは「タップクロスオーバー」です。
ボールを左右に切り返す動作で相手を逆に振って抜き去る、またはシュートまで持っていく技術「クロスオーバー」の別バリエーションになります。

以下、3つのポイントに分けて説明します。

1 セットアップ(技にかかるよう仕組む)
2 体重移動
3 技のキレを出すためには

1 セットアップ(技にかかるよう仕組む)

タップクロスオーバーではステップを踏むというより、前方にある足で2回足で地面をタップする 【SOMECITY】

実際にボールを切り返す前に、相手をセットアップ(技にかかるよう仕組む)する必要があります。
このタップクロスオーバーでは、ステップを踏むというより、前方にある足で2回足で地面をタップするようにします。
この2回目のタップがおとりとなり、ドライブ(動画では左ドライブ)するように見せることが出来れば、相手DFをしっかりセットアップ出来たことになります。

2 体重移動

二度目のタップ時に切り返すほうの足(左足)に重心を持っていく 【SOMECITY】

2回のタップの際に、一度目のタップでは、まだ重心を後ろ足(右足)に残したまま、二度目のタップ時に切り返すほうの足(左足)に重心を持っていくようにします。

3 技のキレを出すためには

一回目と二回目のタップで緩急をつけると、技にかかりやすくなります。一回目のタップ時にはそこまでドライブの姿勢は見せずに、二回目のタップ時に鋭く身体(腰を落とす/おしりを引く)を落とすと同時にステップを切り返しましょう。
非常にシンプルですが、とても奥が深いスキル「クロスオーバー」ならではのバリエーションです。
ぜひ自分なりのタイミングや仕掛け方を突き詰めて、オリジナルな技を完成させましょう。

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【SOMECITY】

K-TA

東京をベースに国内国外問わず様々な場所でプレーするストリートボーラー。
ストリートから社会人クラブバスケットボール、3x3(3人制バスケットボール)まで活躍の場は多方面に渡り、それぞれのカテゴリーで日本トップの実力を誇る。
幼少期を過ごしたアメリカでの体験を元に「バスケットボールを日常へ落とし込んでいく」べく、ストリートボールリーグ「SOMECITY」の発起人の一人として立ち上げから運営に携わるオーガナイザーでもあり、ストリートボールブランド「ballaholic」が主宰するバスケットボールスクール「Asphalt Roots」のコーチも務める。
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著者プロフィール

SOMECITYは、様々な街で創り上げられる「バスケットボールを究極に遊ぶ(=ストリートボール)」リーグ。 2007年12月の誕生から現在に至るまで、日本のストリートボールシーンを牽引しながら成長をし続けている国内最高峰・最大規模のストリートボールリーグです。

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