インナーマッスルとダイエットの関係とは?効果的なトレーニング法3選

Rhythm

トレーニングなどをしていると、「インナーマッスルを鍛えるとよい」と耳にしたことがある方も多いでしょう。

インナーマッスルは身体を動かすための筋肉ではなく、体を安定させる働きを持つ筋肉のことを指しますが、インナーマッスルを鍛えることは、ダイエットにも効果があるのでしょうか。

今回は、インナーマッスルとダイエットの関係、そしておすすめの鍛え方をご紹介します。

インナーマッスルがなぜダイエットに効果的なのか?

インナーマッスルを鍛えることで、体にどのような変化が起きるのでしょうか。

姿勢が安定する

インナーマッスルの衰えによって、姿勢が悪くなりやすいです。背筋が曲がったり、首が突き出るといった見た目にもよくない状態になります。

悪い姿勢のまま生活すると筋肉が効率よく使われず、ますます衰えてしまいかねません。インナーマッスルを鍛えると姿勢が安定するようになり、全身の筋肉が自然に使われるようになります。

腰や背中、足など普段の生活でバランスよく筋肉が使えるようになれば、運動量がおのずとアップし、ダイエット効率が高まるでしょう。


基礎代謝の向上

年齢とともに基礎代謝というのは衰えていきます。年をとると体重が落ちにくい、太りやすいというのは基礎代謝が若い頃に比べて落ちているからです。

インナーマッスルを鍛えると筋肉量が増え、それによって基礎代謝は向上します。

また、インナーマッスルというのは脂肪をエネルギーとしているので、脂肪燃焼の効果も高まるでしょう。持久性にも優れ、疲れにくい体へと変化します。

他にも姿勢が良くなることで、血の巡りも改善され、デトックスもスムーズになるので、基礎代謝のアップが期待できます。

実際にどのような効果が出るのか

インナーマッスルを鍛えた結果、基礎代謝がアップし、ダイエットにつながります。基礎代謝が上がることで、太りにくい体に変化していくのです。

基礎代謝が上がれば、有酸素運動などでの脂肪燃焼効果もアップ。インナーマッスルを鍛えても全然痩せないという声も耳にしますが、体の中では変化が確実に起きています。

おすすめの鍛え方

それらを踏まえたうえで、インナーマッスルの鍛え方をご紹介します。

いずれも道具を使わずに家でできる方法なので、できそうだと思えるものからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



ブリッジバランス

まず床にうつ伏せになり、ひじを肩の真下に置き、体をつま先と前腕だけで支えましょう。この時、体が一直線になることがポイントです。

そのままの状態で10秒キープします。これを数セット繰り返してください。慣れてきたら秒数を上げていくとよいでしょう。

このブリッジバランスでは腹筋に効果的です。腹筋の中でも深層筋を刺激し、お尻にも自然と力が入るので、体幹全体を鍛えることが出来ます。



プランク足上げ

女性が引き締めたいパーツ上位である、お腹とお尻の両方に効果的なトレーニングです。

まず四つん這いになり、足を後ろに5秒かけて上げていきます。この時に、お尻の筋肉を意識しながら上げましょう。

そのままの状態で次は5秒かけてひざをアゴの手前まで持ってきます。この動作を左右10回行いましょう。

ゆっくりと時間をかけて動かすことで、インナーマッスルが刺激され体が引き締まります。



ヒップリフト

お尻だけでなく、太ももなどの下半身にも効果的です。

まずマットに背中をつけたら仰向けになってひざを立てます。おへそを突き出してお尻を持ち上げたら、片足をひざの高さまで上げましょう。

そして一直線に伸ばして10秒キープします。これを交互左右に20回行ってください。

まとめ

インナーマッスルを鍛えることで、太りにくい体質を作り上げていくことが可能です。効果は目に見えにくいですが、きちんとあるので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

インナーマッスルを鍛えるには食後2時間後に行うのが良いとされています。タイミングにも気をつけて、より効率的にインナーマッスルを鍛えましょう。
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著者プロフィール

「あなたにちょうどいい、リズム」をテーマに、健康に関する新しい感性やトレンド、健康で快適なライフスタイルを築くためのお役立ち情報を伝えていくヘルスケアメディア です。

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