夏が目の前に迫っている今、「ウエストや太ももについた贅肉を少しでもなんとかしたい！」と思っている方は多いことでしょう。でもそんな気持ちとは裏腹に、雨の日が続くとそれを言い訳にしてダイエットのためのエクササイズをさぼってしまっていませんか？

たとえ雨が降ったとしても、自宅の部屋でできるものはたくさんあります。今回はそんな室内でできるエクササイズをご紹介します。

室内にある段差を使って簡単に有酸素運動ができるのが、踏み台昇降。階段や玄関、マンションの階段など、10〜20?ほどの段差がある場所を使って、そこで昇る、降りるという動作を繰り返すだけの運動です。

左足から踏み台の上に昇り、右足も昇って揃える。次は左足から降ろし、右足も降ろして揃える。この動作を10分でも15分でも続けていくだけです。

最初は簡単だと感じても、数分もすると太ももや腹筋などが使われていることを感じてきて、足や腹筋、背筋を効率よく引き締めることができます。

自宅で手軽にインナーマッスルを鍛えることができるのが、バランスボールです。バランスボールを使ったエクササイズはさまざまありますが、一番おすすめなのが?ながらエクササイズ”ができる、椅子代わりにバランスボールに座る方法です。

たとえば仕事をしながら、PCやテレビを見ながら、椅子ではなくバランスボールに座るだけ。バランスボールは、ただ座るだけでも同じ位置、同じ姿勢をキープするために腹筋やインナーマッスルを使う必要があり、自然と筋トレができるのです。

スクワットを30日間続けると「ヒップアップ効果がスゴイ！」と、海外から話題になっているのが、30日スクワットチャレンジというダイエット法です。スクワットは単純に腰を上げ下げする運動ですが、そのくらいヒップやウエストまわりを引き締めるのに有効といわれています。

ただし、30日スクワットチャレンジは一日に50回や100回ものスクワットをしなければならないので、運動初心者の方にはハードルが高いかもしれません。まずは一日10〜20回を目安に行ってみましょう。

スクワットを行う際は、両腕を頭のうしろで組む姿勢は負担が大きいので、両腕は前方へまっすぐ伸ばした状態で、背中をまっすぐのまま反らさずに行うようにしてみてください。

ダイエットのためのエクササイズをさぼりたいという気持ちは誰にでもあり、小さな言い訳をすぐにしがちです。でも日常的に自宅でできる運動を知っていれば、思い出したときにいつでもエクササイズを始められますよ。