ダービー究極の穴馬を探せ!! 日刊紙きっての穴党記者が大激論!

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別路線からの台頭があるとすれば、底知れぬ強さを感じるブラストワンピース

今年のダービーで最大の惑星になりそうなブラストワンピース。毎日杯からの直行は当初の予定通りで、さらなる伸びシロも期待できる。写真は2018年毎日杯。 【netkeiba.com】

山河 別路線組はどう見ている? 毎日杯勝ちからここに臨むブラストワンピースがどれくらいの評価を集めるのか。どれくらい戦えるのか。そこが今年のダービーのひとつの基準になるのかもしれない。別路線組とはいえ、この馬の場合はこれが予定通りのローテーションだからね。

川上 侮れないですよね。条件戦だったとはいえ、その前のゆりかもめ賞がとても印象的です。ディープインパクト以来、史上11頭目の無敗のダービー馬になれる権利はダノンプレミアムだけではなく、ブラストワンピースにもあります。取材をしていても、鞍上の池添騎手のこの馬への期待感がヒシヒシと伝わってきます。

山河 歴代のダービー馬には、『人知の及ばない特別な馬』という印象の馬も多い。ブラストワンピースからはそんな要素を感じるかも。先ほどのジェネラーレウーノとは対照的に、2歳時には注目馬としてそれほど名前が挙がっていなかったような馬。伸びシロはかなり秘めていると思う。

川上 こうして出走馬を見ていくだけでも、今年はまさに“大混戦”といえそうですね。

山河 比較的堅い決着も目立っているダービーだけど、今年は馬券的にも本当に面白い年になりそうだな。

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■山河浩(やまかわ・ひろし)
97年早稲田大学を卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。以来、中央競馬を担当。時計(調教)班と想定(取材)班を兼務しており、水曜の午前はストップウォッチを握り、北馬場で調教をチェック、午後は取材ファイルを片手に厩舎を回り激走情報を集めている。東京スポーツ紙に名物コラム「山河の一撃」を連載中。

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■川上大志(かわかみ・たいし)
島根県松江市出身。早稲田大学を卒業後、2014年に報知新聞社に入社。同年9月より中央競馬担当。美浦トレセンきってのフレッシュな穴党記者としてメキメキと頭角を現す。現場主義で、“足で稼いだ”確かな情報をもとに予想を組み立てるスタイル。現在は「BSイレブン SUNDAY」に解説者として出演中。

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