中島、森岡、久保、清武などが招集されず W杯行きの暫定リストから漏れた選手たち

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日本代表27名が発表、招集外だったのは……

今季ポルトガルでブレークした中島翔哉は招集外だった 【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】

 5月18日、日本サッカー協会は都内で記者会見を行い、30日のキリンチャレンジカップ・ガーナ戦に臨む日本代表メンバー27名を発表した。

 西野朗監督は、ワールドカップ(W杯)ロシア大会の最終登録メンバー23名も、基本的には今回発表したラージリストから選ぶ方向性であることを明らかにした。ただし、21日から行われる合宿とガーナ戦を通じて選手たちの状態を確認した上で「追加招集をする可能性もある」と明言。FIFA(国際サッカー連盟)に最終登録リストを提出する期限(6月4日)の後でも、負傷者が出た場合の交代は認められており、今回招集外だった選手もW杯行きの可能性がゼロになったわけではない。

 今回のラージリストには、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司ら過去のW杯を知るベテラン勢がそろって招集された。基本的にメンバーはヴァイッド・ハリルホジッチ前監督時代の常連選手ばかりだったが、唯一のサプライズとして、サンフレッチェ広島で好調の青山敏弘が約3年ぶりに招集された。

 一方で、西野監督は今野泰幸、小林悠については35人の予備登録メンバーに入っていたが負傷により今回の招集を見送らざるを得なかったことを認めた。その他では、今季ヨーロッパ各国リーグでの活躍が目立った中島翔哉、久保裕也、森岡亮太、堂安律らがメンバー入りを逃している。

西野ジャパン入りを逃した主な選手たち

GK:
西川周作(浦和レッズ)
林彰洋(FC東京)
六反勇治(清水エスパルス)
権田修一(サガン鳥栖)

DF:
宇賀神友弥(浦和レッズ)
車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
森重真人(FC東京)
太田宏介(FC東京)
丸山祐市(FC東京)
室屋成(FC東京)
内田篤人(鹿島アントラーズ)
山本脩斗(鹿島アントラーズ)
西大伍(鹿島アントラーズ)
三浦弦太(ガンバ大阪)
藤春廣輝(ガンバ大阪)
米倉恒貴(ガンバ大阪)
初瀬亮(ガンバ大阪)
水本裕貴(サンフレッチェ広島)
丹羽大輝(サンフレッチェ広島)
塩谷司(アル・アイン/UAE)

MF:
森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー)
小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)
柏木陽介(浦和レッズ)
長澤和輝(浦和レッズ)
谷口彰悟(川崎フロンターレ)
高萩洋次郎(FC東京)
米本拓司(FC東京)
永木亮太(鹿島アントラーズ)
清武弘嗣(セレッソ大阪)
今野泰幸(ガンバ大阪)
倉田秋(ガンバ大阪)
藤田直之(ヴィッセル神戸)
加藤恒平(サガン鳥栖)

FW:
中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)
久保裕也(ヘント/ベルギー)
南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
小林悠(川崎フロンターレ)
齋藤学(川崎フロンターレ)
阿部浩之(川崎フロンターレ)
興梠慎三(浦和レッズ)
武藤雄樹(浦和レッズ)
金崎夢生(鹿島アントラーズ)
土居聖真(鹿島アントラーズ)
永井謙佑(FC東京)
伊東純也(柏レイソル)
川又堅碁(ジュビロ磐田)
杉本健勇(セレッソ大阪)
ハーフナーマイク(ヴィッセル神戸)

※上記リストの対象はハリルジャパン招集歴がある選手
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