５月１２日（土）から、いよいよＢリーグの年間優勝クラブを決めるチャンピオンシップ（ＣＳ）がスタートする。

　各クラブが６０試合を戦ったレギュラーシーズンを経て、ＣＳの舞台に駒を進めたのは、栃木ブレックス、千葉ジェッツ、アルバルク東京、川崎ブレイブサンダース、シーホース三河、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、京都ハンナリーズ、琉球ゴールデンキングスの８チームだ。

　ここから先は、結果こそすべて。

　これが２０１７−１８シーズンのＣＳのテーマ。そのフレーズ通り、王座を争う８つのクラブは、セミファイナルまでは２戦先勝方式で、ファイナルのみ一発勝負で「負けたら終わり」のトーナメントに挑む。

　去る５月７日（月）、出場する各チームから１名が参加した記者会見が、都内某所で行われた。その会見直後に、京都のシューティングガード、内海慎吾にインタビューを敢行。西地区２位で初めてＣＳ出場権を手にした京都を支える頼れるキャプテンに、ＣＳへの意気込みを聞いた。

――レギュラーシーズンで西地区２位という順位はどのように捉えていますか？

　まず地区の２位でＣＳ出場ができたというのは、けが人がいる中、チーム全員で補って戦ってきた結果ですのでうれしく思います。

――ＣＳ出場こそ決めましたが、５連敗でレギュラーシーズンを終えてしまいましたね。

　はい。ただ、チームとしてすごく成長できた５連敗だったと思います。けが人がいたり、出場停止の選手がいる中で、それぞれがいつもよりも貢献することの重要性を最後の試合で再確認できたと思います。もともとチーム全員で戦うチームだったのですが、より良いチームになるための再確認ができたと思います。