【B1第35節 見どころ】琉球が地区優勝をかけて“苦手”名古屋Dと直接対決…CS進出争いも必見
今シーズンの直接対決で2敗を喫した名古屋Dと対戦する琉球 【(C) B.LEAGUE】
まずはドルフィンズアリーナでの名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs琉球ゴールデンキングス。アウェーの琉球は西地区優勝マジックを「2」としており、同地区2位の名古屋Dから1勝をもぎ取れば、7シーズン連続の地区制覇が決まる。名古屋Dはそれを阻止しなければいけないが、連勝すれば琉球との勝敗差が「1」に縮まる。今シーズンの対戦で2連勝している自信と、ホームの利を活かして待ったをかけることができるか注目だ。
前節の名古屋Dは、ホームで島根スサノオマジックを上回る高い攻撃力を発揮。2試合ともに50パーセントを超えるフィールドゴール確率を記録し、2試合で合計31本の3ポイントシュートをリングに突き刺した。対する琉球は、長崎ヴェルカと1勝1敗。第2戦では後半に8つのターンオーバーを犯して得点が伸びず、84-91で逆転負けを喫した。
今シーズンの直接対決2試合では、ともにリバウンド数で上回った名古屋Dが競り合いをものにした。今節もゴール下の主導権争いが勝敗を大きく左右しそうだ。名古屋Dは前節からの勢いを維持し、流れるような攻撃から効果的な3ポイントを射抜きたい。琉球は試合をとおして安定感のあるディフェンスが必須。過去2戦で苦しめられているスコット・エサトンを封じ、インサイド争いで優位に立てるか。
1試合平均9.5リバウンドとゴール下で強さを発揮するエサトン 【(C) B.LEAGUE】
川崎市とどろきアリーナでも意地と意地がぶつかり合う2試合が繰り広げられる。前節終了時点で中地区3位に浮上したSR渋谷と同4位の川崎は1勝差。ホームの川崎は、連勝できなければチャンピオンシップへの道が断たれると言っても過言ではない。前節第2戦の反省を活かし、リーグトップの3ポイント成功率を誇るSR渋谷の長距離砲を抑えることが勝利への条件。SR渋谷としては、今シーズンの対戦では立ち上がりでペースを握られているため、第1クォーターから先手を取りたい。
川崎はホームでSR渋谷との直接対決 【(C) B.LEAGUE】
文=小沼克年
構成=バスケットボールキング
■B1第35節試合日程
・島根スサノオマジックvs広島ドラゴンフライズ(@松江市総合体育館)
GAME1:4月27日(土)13時35分~ GAME2:4月28日(日)13時35分~
・秋田ノーザンハピネッツvsレバンガ北海道(@ナイスアリーナ)
GAME1:4月27日(土)14時5分~ GAME2:4月28日(日)14時5分~
・信州ブレイブウォリアーズvs横浜ビー・コルセアーズ(@ホワイトリング)
GAME1:4月27日(土)14時5分~ GAME2:4月28日(日)14時5分~
・千葉ジェッツvs宇都宮ブレックス(@千葉ポートアリーナ)
GAME1:4月27日(土)15時5分~ GAME2:4月28日(日)15時5分~
・川崎ブレイブサンダースvsサンロッカーズ渋谷(@川崎市とどろきアリーナ)
GAME1:4月27日(土)15時5分~ GAME2:4月28日(日)16時5分~
・三遠ネオフェニックスvs富山グラウジーズ(@豊橋市総合体育館)
GAME1:4月27日(土)15時5分~ GAME2:4月28日(日)15時5分~
・シーホース三河vs佐賀バルーナーズ(@ウィングアリーナ刈谷)
GAME1:4月27日(土)15時5分~ GAME2:4月28日(日)15時5分~
・名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs琉球ゴールデンキングス(@ドルフィンズアリーナ)
GAME1:4月27日(土)15時5分~ GAME2:4月28日(日)15時5分~
・ファイティングイーグルス名古屋vs京都ハンナリーズ(@名古屋市稲永スポーツセンター)
GAME1:4月27日(土)15時35分~ GAME2:4月28日(日)15時35分~
・仙台89ERSvs茨城ロボッツ(@ゼビオアリーナ仙台)
GAME1:4月27日(土)16時5分~ GAME2:4月28日(日)14時5分~
・アルバルク東京vs群馬クレインサンダーズ(@国立代々木競技場 第1体育館)
GAME1:4月27日(土)16時5分~ GAME2:4月28日(日)15時5分~
・長崎ヴェルカvs大阪エヴェッサ(@佐世保市体育文化館)
GAME1:4月27日(土)16時5分~ GAME2:4月28日(日)14時5分~
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