サンタフェからの年賀状 「競馬巴投げ!第161回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

日経新春杯出走馬の写真の説明から

 そんな怒りも込めつつ、今回も日経新春杯出走馬の写真の説明から。といっても古い写真が多くて恐縮だが。アイウエオ順に。

[写真1]はアクションスター。オウケンブルースリ、オウケンサクラなどと同じ馬主で、音無流坂路調教に耐えて、格闘家のようにいつか強くなるだろうというイメージがあるのだが、なかなか勝てないなあ。何か競走馬というより、格闘家のように見てしまうのだが。

[写真2]はサンタフェチーフ。どうも故障がちで飛び飛びにしか使えないところがあるが、その休み明けが強いのだ。エンジンが強すぎて、脚元がついて来れないところがあるようだ。前走も8カ月ぶりの出走で、騎手も押さえ押さえで道中行っていたが、それでも、解き放ったら勝ったも同じのような強い末脚を見せた。今回は2走目で、全力開花できるのではないか。

[写真3]はヒットザターゲット。よく頑張った。15年のダービーのあとの目黒記念では大儲けさせてもらった。しかし既に10歳、もうひと花を望むのは酷なような気がする。

[写真4]はベルーフ。サンデーレーシングの期待の一頭で、2歳から3歳春にかけては凄い勢いだったのだが、もう一度盛り返すことがあるだろうか。

[写真5]ミッキーロケット 【写真:乗峯栄一】

[写真5]はミッキーロケット。昨年のこのレースの勝馬。前走も粘り強い末脚を発揮して2着に入った。有力馬の一頭であることは間違いない。

[写真6]ロードヴァンドール 【写真:乗峯栄一】

[写真6]はロードヴァンドール。うまく逃げられれば、強い馬だが、2400は少し長いように思える。

とにかくエンジンが強いサンタフェチーフ

 サンタフェチーフ、ミッキーロケット、それに写真はないが、前走豪快に差したパフォーマプロミス、ア共和国杯で長距離適性を見せたソールインパクトの4強だと思う。

 抜けた馬はいないが、前走から順調に使えてきたということで、サンタフェチーフでいく。もう牝馬6歳だが、とにかくエンジンが強い。脚元に響かないうちに一度目一杯駆けて欲しい。ごぼう抜きする力は十分ある。

 単(1)サンタフェチーフ千円。そんなに人気がないようなので、ヒモボックスにさせてもらって、三連単軸(1)、ヒモに(8)ミッキーロケット、(10)ソールインパクト、(7)パフォーマプロミス、それに逃げの(2)ロードヴァンドール、前走末脚のよかった(3)モンドインテロと(12)カラビナの6頭ボックス、90点各百円、総計1万円でいく。

乗峯栄一の1万円馬券勝負!2018冬の陣

<今週の1万円勝負(日経新春杯)>
単勝(1)サンタフェチーフ×1,000円
3連単(1)サンタフェチーフ1頭軸マルチ→(8)(10)(7)(2)(3)(12)[90点]×100円=9,000円

<前回の1万円勝負(京都金杯)>
単勝(12)ウインガニオン×1,000円⇒ハズレ
3連単(12)ウインガニオン1頭軸マルチ→(6)(7)(13)(10)(11)(2)[90点]×100円=9,000円⇒ハズレ

<前回までの収支>
0円−1万0,000円=−1万0,000円

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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