2018年クラシック有力馬がまるわかり 業界最速?ダービー&オークス想定オッズ

競馬専門紙「優馬」

末脚一閃! 目指すは桜の舞台 レッドイリーゼ

1頭違う脚色でデビュー勝ちを収めたレッドイリーゼ(橙帽)(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

12/28(木) 中山5R 2歳新馬 芝1600m外
レッドイリーゼ 牝 馬体重:454kg
★★★★★★★ 7点〔GIIIクラス〕
騎手:松岡 厩舎:(美) 手塚
生産:ノーザンファーム
馬主:東京ホースレーシング
父:ハーツクライ
母:スタイルリスティック(Storm Cat)

 新馬戦にしてはペースが落ちなかったが、1番人気の逃げ馬が2着に粘る展開。道中は中団やや後ろにいたレッドイリーゼだが、残り800m辺りから仕掛けて進出を開始し、大外を回るロスをモノともせず、直線は豪快に突き抜けた。鞍上の松岡Jが鼻息を荒くして期待をかけるのも頷ける勝ちっぷりと言えよう。

馬体診断
 450キロ台で牝馬としては標準的な馬体重。見栄えが良くてスラッと見せながらもトモにボリュームがある、父ハーツクライ産駒らしいシルエットだ。パドックでは落ち着いて周回できていたようだが、ゲート入りに手こずった様子。気性面については次戦以降も注意したい。決してマイル色の強い馬体ではなく、1800m〜2000m位ならこなせそうなタイプで、成長余地もまだ十分。

血統診断
 母スタイルリスティックはアメリカで走り、芝のGIIIで3着がある。素晴らしいのはその血統で、半弟ナサニエルはKジョージ6世&QES、エクリプスSを制し、半妹グレートヘヴンズは愛オークス馬。本馬の兄レッドアンシェルは今年のアーリントンCで2着に入り、NHKマイルCでも4着に好走している。兄弟馬の傾向から言えば、瞬発力豊かで自在性のある中距離馬というイメージ。

馬券の狙い目→マイル前後〜2000mまでは守備範囲。クイーンC(東京芝1600m)のような広いコースの末脚勝負向き。

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