2018年クラシック有力馬がまるわかり 業界最速?ダービー&オークス想定オッズ

競馬専門紙「優馬」

どこよりも早い、オークス想定単勝オッズ

2歳女王のラッキーライラック(緑帽)がオークス想定1番人気(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

1番人気 ラッキーライラック 3.6倍
2番人気 リリーノーブル 4.7倍
3番人気 マウレア 7.0倍
4番人気 ナスノシンフォニー 8.0倍
5番人気 ロックディスタウン 9.4倍
6番人気 ミュージアムヒル 21.1倍
7番人気 トーセンブレス 22.2倍
8番人気 アンコールプリュ 23.5倍
9番人気 レッドレグナント 24.2倍
10番人気 ナラトゥリス 32.0倍

 牡馬と異なり、牝馬サイドは少し混沌としているが、阪神ジュベナイルフィリーズの上位3頭が一応の中心的存在になる。勝ち馬のラッキーライラックは、レースセンスの良さを武器に2歳女王の座を射止めた。新種牡馬オルフェーヴルの産駒で、今後の成長力にも期待が持てる。オークスの距離2400mも牝馬同士ならOKだろう。次走予定は、3月3日のチューリップ賞。

 阪神JF2着馬のリリーノーブルもセンス溢れる馬。母系を見ると距離はマイルまでという印象を持つが、父ルーラーシップなら樫の舞台も十分こなせるはずだ。こちらも次走はチューリップ賞を予定している。

 進路を切り替えるロスもあり、阪神JFは3着に敗れたマウレアが3番人気想定。全姉の桜花賞馬アユサンは、オークスでは4着だったが、立ち回り次第で距離は対応できるだろう。まずは次走2月12日のクイーンカップで、しっかり賞金を加算しておきたい。

 1勝馬だがオークス最大の惑星と考えられるのが、4番人気想定のナスノシンフォニー。距離と多頭数の経験を積ませるために、前走は敢えて牡馬混合戦のホープフルSを選択し、大きく出遅れるロスがありながらも5着に好走した。今後も、オークスを最大目標にローテーションを組んでいく予定とのこと。

 もう一頭忘れてはいけないのが、阪神JFで1番人気の支持を受けたロックディスタウン。同レースでは、まともに掛かって7着に敗れたが、能力の高さは新馬戦や札幌2歳Sで証明済みである。精神面を矯正しうまく立て直したい。

 6番人気以下は、まだまだドングリの背比べといった印象だが、今週末開催されるフェアリーSやシンザン記念には、2歳馬チェックで高評価を獲得した馬たちが大挙して出走予定で、早速のオッズ変動が予想される。さらに、マリアライトの全妹エリスライトなどの動向にも注目だ。

 桜花賞に限れば、骨折で阪神JFを回避したベルーガは、ケガが完治すれば有力候補の一頭になるだろう。1200mで3連勝しているアンヴァル(次走は3月11日のフィリーズレビュー)も、出走してくれば面白い存在になる。

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