2018年クラシック有力馬がまるわかり 業界最速?ダービー&オークス想定オッズ

競馬専門紙「優馬」

競馬専門紙「優馬」の3歳馬チェック

 新年一発目の3歳馬チェックは、恒例となっている「どこよりも早い、日本ダービー&オークス想定オッズ」の大発表。ハイレベルな素材が揃っている牡馬勢だが、現在のダービー想定1番人気は果たしてどの馬か? まだまだ混沌としている牝馬戦線のヒロイン候補も、想定オッズで確認してみよう。また、ホープフルSが行われた昨年12月28日の初勝利組からは、レッドイリーゼが高い★評価を獲得した。

どこよりも早い、日本ダービー想定単勝オッズ

朝日杯フューチュリティSを圧勝したダノンプレミアム(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

1番人気 ダノンプレミアム 3.7倍
2番人気 ワグネリアン 5.0倍
3番人気 オブセッション 6.4倍
4番人気 タイムフライヤー 8.0倍
5番人気 グレイル 11.4倍
6番人気 ヘンリーバローズ 16.0倍
7番人気 レイエンダ 19.0倍
8番人気 ジャンダルム 20.0倍
9番人気 ステイフーリッシュ 25.0倍
10番人気 ゴーフォザサミット 26.7倍
11番人気 ステルヴィオ 30.8倍
12番人気 ルーカス 38.1倍
13番人気 シャルドネゴールド 40.0倍
14番人気 ジェネラーレウーノ 47.1倍
15番人気 カツジ 50.0倍
16番人気 サンリヴァル 57.1倍
17番人気 ファストアプローチ 66.7倍
18番人気 フロンティア 80.0倍

 五指に余る素質馬が揃っているダービー路線だが、3馬身半差で朝日杯フューチュリティSを制したダノンプレミアムを、3倍台後半での1番人気とした。距離面で未知数な分、抜けたオッズには出来ないが、利口な馬で騎手との折り合いは許容範囲。新進気鋭の中内田厩舎が、今後どのような馬に仕上げ、距離を克服していくか注目したい。

 2番人気想定は、東京スポーツ杯2歳Sを優勝したワグネリアン。祖母ブロードアピール譲りの末脚は、府中の長い直線勝負にピタリとハマる。素直で折り合いにはほとんど問題が見られず、2400mの距離も十分こなせるだろう。次走は3月4日の弥生賞を予定している。

 3番人気には、シクラメン賞を2歳レコードで制したオブセッションを選出した。500キロを超える馬体の持ち主だが、ディープインパクト産駒らしい柔らかい動きで、長い距離への適性は高そう。昨年のダービーを制したルメールJ&藤沢和厩舎のタッグも心強い。次走予定はこちらも弥生賞ということで、ワグネリアンとの直接対決が非常に楽しみ。

 ディープ産駒が上位3頭を占めたが、ここからの2頭はハーツクライ産駒。暮れのGIホープフルSを制したタイムフライヤーは、松田国厩舎の方針で、数を使われながら力をつけてきた。血統的に距離はOK。長い直線コースも、この馬には合いそうだ。

 そのタイムフライヤーを京都2歳Sで破ったグレイルが5番人気想定。野中師が「大事に育てていきたい」と話す好素材で、血統的にもさらなる成長が期待できる。次走予定は2月11日の共同通信杯。

 1勝馬からは、新馬戦でワグネリアンと接戦を演じたヘンリーバローズ、昨年のダービー馬レイデオロの全弟レイエンダ、そしてホープフルSで3着に入ったステイフーリッシュがランクイン。さらに、500万クラスを勝っているゴーフォザサミット(次走は共同通信杯)、シャルドネゴールドジェネラーレウーノ(次走は1月14日の京成杯)なども、注目の存在だ。

 想定18頭以外にも素質馬が多く、1〜3月の前哨戦でオッズが大きく変動していく可能性は高い。毎週ご紹介していく予定なので、チェックは欠かさずに。

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競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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