今野泰幸「2位だったら何も残らない」 E-1選手権 韓国戦前日、選手コメント
韓国戦に向け、選手たちがトレーニングを行った 【スポーツナビ】
日本は引き分け以上で2大会ぶりのE−1選手権優勝が決まる。今野泰幸は「2位だったら何も残らない。とにかく結果にこだわって、どんな内容だろうと気持ちで負けないで、がむしゃらに1位を取りにいきたい」と意気込みを語った。
今野泰幸(ガンバ大阪)
「がむしゃらに1位を取りにいきたい」と韓国戦への思いを語った今野 【スポーツナビ】
(韓国は)技術のある選手がいるし、もともと気持ちの入った選手も多い。間違いなく苦労する相手だと思います。(2試合とも0−0の時間が長かったが)もちろん最初に点を取れるのであれば取りたいけれど、最初から飛ばして90分間戦わないと難しい相手だと思います。始まりのホイッスルから飛ばしていきたいですね。
(優勝が懸かる試合だが)2位だったら何も残らないですからね。やっぱり1位を取れば、少しは歴史に名前を残せる。とにかく結果にこだわって、どんな内容だろうと気持ちで負けないで、がむしゃらに1位を取りにいきたいです。
(監督が高く評価していたが手応えは)あのポジション(アンカー)をやることはなかなか少ないですけれど、最低限のことはできたと思います。(2ボランチとは)全然、違いますね。そこのポジションを空けたら誰もいなくなってしまうので、ポジショニングが重要です。自分は本能的に動いてしまうので、あそこを空けてしまうことも多いんですけれど、そこに気を付けながらプレーしていました。
(経験の少ない選手が多い中、同じ方向を向いているように見えるが)そうですね。練習で監督がどんどん要求してくるので、それに応えようと必死にやっているし、みんなもJリーグで試合に出て経験も持っているので、徐々に良くなっていると思います。
昌子源(鹿島アントラーズ)
韓国の方が日本より「連係、戦術理解度で上」と昌子(左)は警戒する 【スポーツナビ】
(韓国の印象は)技術がしっかりしている。相手がどれだけ長くやっているか分からないですけれど、連係面は僕らより上ですし、戦術理解度も向こうの方が高いと監督は言っていました。実際にやってみないと分からないけれど、そういったところは向こうが上かなと。
ゴール前でいえば9番(キム・シヌク)のような選手がヘディングを生かしてくるだろうし、困ったときにああいうでっかい選手がいるのはサッカー的には楽だろうけれど、そういったものに頼ってくるチームではないと思います。ロングボールではなく、後ろの方からのつなぎもできるし、いろいろなバリエーションがあるのは僕らディフェンス陣からしたら嫌なことです。それにしっかり対応しないといけないと思います。
(キム・シヌクは196センチあるが)それくらいの選手(と対戦するの)は初めてではないですし、いろいろなやり方はあると思います。ヘディングで競り合ったら、10回のうち1回は勝てるかもしれないし、トラップ際を狙うのか、僕が負ける前提で違う人がカバーに入るのか、いろいろな守り方があると思います。ゴール前の危ないシーンで身体をぶつけるだけでも、シュートの威力を弱くするとか、最低限のところはやりたいと思います。