綾瀬はるかと若手アスリートたちの出会い 日本全国を巡る“ビューティフルジャパン”

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提供:パナソニック ビューティフルジャパン

日本全国を巡り、夢を追って挑戦するアスリートたちのもとを訪ねるパナソニックの「ビューティフルジャパン」プロジェクト。女優の綾瀬はるかさんがアンバサダーを務めている 【写真:坂本清】

 日本全国47都道府県。さまざまな景色を持つそれぞれの土地に、夢を追って挑戦し続ける未来のアスリートたちがいる。
 2014年9月、そんな彼ら彼女らを育む場所を巡り、発信する、6年間にわたるプロジェクトがスタートした。オリンピック、パラリンピックのワールドワイド公式パートナーであるパナソニックによる「ビューティフルジャパン(以下、BJ2020)」だ。2017年12月時点で30を超える地域を訪れ、女優の綾瀬はるかさんがアンバサダーとしてさまざまなスポーツに挑戦。スポーツナビではいくつかのBJ2020撮影に同行した。

世界を目指して 和歌山で出会った高校生2人

和歌山県でスケートボードに取り組む平松くん(中央)と四十住さん(左)。スケートボード初挑戦の綾瀬さんに乗り方のコツをレッスン 【スポーツナビ】

 和歌山県でスケートボードに取り組んでいたのは、高校1年生の平松凱(がい)くんと、四十住(よそずみ)さくらさん。撮影では、2人がデモンストレーションを披露したり、綾瀬さんと3人で並んで滑ったりと、青空の下でスケートボードを楽しんだ。
 高校1年生の2人は、父や兄の影響を受け、5歳でスケートボードに出合った。
平松くんは「誰も周りに(スケートボードをする仲間が)おらん過ぎてDVDとか見て」、手探りで練習しながら上達した。一方の四十住さんは「遊んでいるうちに楽しくなって。それから、お兄ちゃんにほめてもらいたいからずっと頑張ってきました」。それぞれ、自宅前などで技に挑戦。練習に訪れた近所の公園でお互いに出会った。
 偶然、家が近所だったこともあり、以来、一緒に練習したり、塾に通ったり。同じ競技で頑張る仲間に。コツコツと技を磨き、中学生の時点で平松くんはプロに、四十住さんはオリンピック強化指定候補選手(※取材時点)にも選ばれた。
 今後の目標は、「プロ戦で賞金を取って有名になる」(平松くん)、「東京オリンピックに出て、金メダルを取ることもそうですが、海外などの大会に出て成績を残せたら」(四十住さん)。高校生になって、時間の使い方も以前より工夫が必要になったが、上を目指して、努力を重ねる。

山口の徳山大女子サッカー部が大切にしていること

 山口県では、底抜けに明るい徳山大女子サッカー部メンバーに出会った。
「おいでませ、山口へ!」
 大きな声で綾瀬さんを迎えて大興奮。シュート練習やミニゲームではともに円陣を組み、綾瀬さんをチームの中にどんどん引っ張り込んでいった。

山口県の徳山大女子サッカー部メンバーと 【写真:坂本清】

 明るい雰囲気を作り出すのは、チームのテーマ「リスペクト」と「ハードワーク」。上級生も下級生も、互いに遠慮なく思い切りプレーし、敬意を持って接する。ピッチの外でも、ランドリー(洗濯)係、レクリエーション(盛り上げ)係などの役割を「1年生だからやるとかではなく」(田中龍哉監督)、全学年のメンバーで割り振って務めている。
「上下関係なくとは言っても、同級生とまったく同じ(関係や立場)になるわけではありません。そういうことではなくて、(上級生も下級生も)きちんと相手が必要としていることを考えるとか、自分ができることを考えるとかそういうことなんです」
 大事なのは、相手を考えること、主体性を持つこと。そのためには“ハードワーク”という努力が必要だ。入学時点ではそういう性格ではなかったメンバーも、4年生になるまでにはそれぞれが成長。「変わりますよ」と田中監督は実感を込めて話した。

 1日をともに過ごした綾瀬さんにも、チームの雰囲気が伝わった。
「グローバルな感じの考え方ですよね。みんなが自由ですごく生き生きとしているのは、上下関係を厳しくするのではなく、そういうルールがあるからなんだなと思いました」

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