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19歳・綿貫陽介が日清食品と所属契約
元世界ジュニアランク2位 五輪も目標に
綿貫(左)の所属契約発表会見に出席した錦織(中央)と大坂
綿貫(左)の所属契約発表会見に出席した錦織(中央)と大坂【スポーツナビ】

 日清食品ホールディングス株式会社は24日、男子テニスの綿貫陽介と所属契約を結んだことを発表した。綿貫は、ITF(国際テニス連盟)ワールドジュニアランキング2位にランクしたこともある19歳。2016年1月にプロに転向し、同年の全日本選手権男子シングルスで優勝を飾った期待の若手選手だ。ATPツアーやグランドスラムなど海外テニス大会での活躍はもちろん、「2020年の東京オリンピックに日本代表として出場できるように頑張っていきたい」と、地元開催の五輪出場も目標にしている。

 会見には、同社の安藤宏基社長、所属選手の“先輩”錦織圭と大坂なおみも出席。後輩に向けてエールを送った。

 以下は会見での安藤社長、綿貫、錦織、大坂のコメント。

綿貫陽介「オリンピックの舞台に立てるよう頑張る」

 みなさまこんにちは。この度、日清食品様と所属契約いたしました綿貫陽介です。ジュニアのころから、日清食品様がサポートする海外遠征や合宿にずっと参加し、本当にテニスを通して、そういった人生経験をさせていただいています。


 僕はまだまだ錦織さんや大坂さんのような、スーパースターという存在ではありません。でも自分のペースで僕らしく。ハングリー精神は、どちらかというとスーパースターよりも、“ひそひそと”きていた選手の方が強いかなと自分では強く思っています。まずは錦織選手と大坂選手と同じ大会に出られるよう、オリンピックの舞台に一緒に立てるように頑張っていきたいと思っています。

(自分の最大の武器は?)もちろん技術、気持ちの強さは必要になってくると思いますが、テニスの“好きさ”、楽しみを知っているのが僕自身の一番の強さではないかなと思います。

安藤社長「東京大会のメダリストになってほしい」

 当社は、スポーツマーケティングのテーマを「HUNGRY TO WIN 世界に、食ってかかれ。」として実行しています。その中で(契約している)錦織圭選手、大坂なおみ選手も活躍してくれています。


 綿貫選手は(松岡修造さんのジュニア育成プロジェクト)「修造チャレンジ」に小学校2年生のときからお兄さんと一緒に参加されていました。当社は修造チャレンジをサポートさせていただいており、そういうなかで、綿貫選手は7年間、一生懸命頑張っていただき、ワールドジュニアランキングも上昇。

 本当に若手の中で一番チャレンジャーとして活躍してくれていました。その頃から日清のワッペンをつけてくれるなど大変親しい仲で、今回の所属契約を結ばせていただきました。


 当社は2020年東京オリンピック・パラリンピックの、オフィシャルパートナーです。オリンピックをサポートしていくなかで、ぜひとも、綿貫選手にメダリストになってほしいと。日清食品としてはサポートしていきたいと、今回の所属契約に至ったわけです。みなさまどうぞご支援よろしくお願いします。

錦織“先輩”から、早速コメント指導!?

綿貫(右)のコメントを“黙って”聞く錦織
綿貫(右)のコメントを“黙って”聞く錦織【スポーツナビ】

――まずは綿貫選手、所属契約おめでとうございます。日清食品のスローガンといえば?


綿貫 「HUNGRY TO WIN」です。


――ハングリー精神を育むのは難しいですが、先輩2人が世界で戦う上で必要なことは? アドバイスをお願いします。


大坂 私は小さいときの「HUNGRY TO WIN」(だと思います)。


錦織 みんな若いころから海外で試合をしています。僕の場合は13歳。海外での試合では、格上やいろんな人がいる中で、自分らしいテニスをして勝っていかないといけない。その中で勝つことに懸ける思いというのは、すごく見た目からも出していかないといけない。そこのメンタルの強さは特に海外に行って学んだ部分はありました。そこからハングリーさは出てくると思います。


――ここ最近の錦織選手も喜怒哀楽を出している気がします。


錦織 そうですね、フェデラーや上の選手もいますし、下の層も厚くなっている。その中で自分らしさをアピールしていかないといけないというのはありますね。


――綿貫選手、2人の話を聞いてどうですか?


綿貫 兄が2人いるので、(子どものころは)僕は負けることが多かったんです。本当に昔からすごく勝ちたいという思いは(あります)。海外に出たときに、日本人は体格に恵まれていない選手が多いと思われていて、見下されているように感じるときに、どうしても強く勝ちたいなと思うことがあります。そこは先輩たちのプレーを見ながらやっていきたいと思います。


――試合で勝っていくためには、運も必要。験担ぎはありますか?


大坂 音楽を聞きます。


綿貫 僕は大会中の洋服の色をこだわっています。1試合目は白と紺で、2試合目は色付きのもの、3試合目は紺と白を着るというのがあります。


錦織 僕はまったくなくて。試そうとしたことはありますが、2、3回で終わっちゃいます。試合前のルーティンはなるべく同じにするようにはしていますが、あとはそこまで考えていません。


――ラッキーカラーは?


綿貫 僕は緑が好きです。(日清の)どん兵衛の色です。


大坂 黄色。


錦織 赤ですね。(赤といえば?)日清です……どう考えても(今この場で答えるべき色は)赤でしょう(笑)。


――来季の抱負は?


綿貫 僕はまず来年、ATPのツアーの方に参戦をして、2人と同じ会場でプレーできる機会を増やしたいと思います。その先にランキングの上昇、グランドスラム、2020年の東京オリンピックに日本代表として出場できるように頑張っていきたいと思います。


大坂 来年頑張ります。それだけ。


錦織 僕はまだケガが完治はしていないので、目標は1月から出られるようにと思っています。ケガが治り次第、また大会に復帰して、マスターズやグランドスラムをとれるように2018年も頑張っていきたいと思います。

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