杉本健勇「しっかりと結果を残したい」 親善試合 ハイチ戦前日選手コメント
ハイチ戦に向け、前日練習を行なう日本代表の選手たち 【スポーツナビ】
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「最近試合にあまり出ていない選手にもチャンスを与えたいと思っている」と前日会見で語り、ハイチ戦で大幅に先発を入れ替える可能性を示唆。ニュージーランド戦で途中出場だった杉本健勇は「先発で出るチャンスをもらえればしっかり自分のプレーを見せたい」と語り、「プレーで、結果で見せなければいけない」と危機感をあらわにした。
また代表初招集となり、ニュージーランド戦では出番のなかった車屋紳太郎は「攻撃面も大事ですが、代表では特に戦うところを見せられるようにと言われているので、そういう面をしっかりと見せていきたい」と、抱負を語った。
杉本健勇(セレッソ大阪)
杉本は「プレーで結果で見せなければいけない」と危機感をあらわにした 【スポーツナビ】
(明日に向けて)セレッソでやっているプレーと代表で求められているプレーは違うので、その違いをしっかりと明日見せたいと思います。(違いは)まずポジションが違います。セレッソは2トップですが代表は1枚。あまりサイドに流れ過ぎずに、中で勝負する面をなるべく見せられるようにしたいと思います。
(ニュージーランド戦では)最初から出ていないですし、先発で出るチャンスをもらえればしっかり自分のプレーを見せたいと思います。(最初から出た方がやりやすい?)当たり前です(笑)。代表でしか途中出場をしないので。(途中出場の難しさは)流れを変えなければいけないですし、代表ではそういうシーンも出てくると思うし、難しいとか言っていられないので、流れを変えられるようなプレーをしなければいけないなと思っています。
(これまでのプレー時間でつかんだものは)よりこのチームの戦術を理解しなければいけないなと思っていましたし、先発で出たいので、途中出場で出て頑張らなければいけない部分もありましたし。
(もしかしたら明日が海外組と一緒にやれる最後のチャンスかもしれないが、危機感は?)もちろんあります。みんながそう思っていると思いますし、やっぱりプレーで、結果で見せなければいけないと思っています。周りを生かさないと(先発で)いかせてもらえないと思うので。メンバーが変われば全員がアピールしたいし、自分のプレーを見せたいと思うので、自分よがりのプレーではなく、しっかりと自分のプレーも見せつつ、周りも生かすプレーをしていきたいと思います。
(余裕も感じるが)イメージはあります。この前の試合でも前半からシュートは打てていましたが、枠に入っていないので、自分が出た場合はそこは意識してやりたいと思います。
(W杯ブラジル大会では大迫勇也や柿谷曜一朗が1年前に招集されて、アピールして本大会につながったが)僕も思っていました。曜一朗くんは同じチームでしたが、僕の記憶ではほとんど予選に出ていなかったと思うのですが最終メンバーに入っていて、自分も同じような状況だと思っています。親善試合ですが、こういうところでしっかりと結果を残したいですし、同じことになるかは分からないですが、最後までいいプレーをしたいと思います。
車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
車屋紳太郎はハイチ戦で代表初出場なるか 【スポーツナビ】
(ハイチの印象は)ずっと試合もしていないみたいなので、どこまでメンバーを代えてくるか分からないですが、南米独特のテクニックは持っているのではないかなと思っています。
(監督は多くの選手を試したいと言っていたが)出番があれば自分のプレーを出したいですし、明日の試合しか代表として活動できる時間がないので、チャンスが与えられればしっかりと自分のプレーを出したいと思っています。(特に見せたいのは?)攻撃面も大事ですが、代表では特に戦うところを見せられるようにと言われているので、そういう面をしっかりと見せていきたいと思います。
(国内組は12月に東アジア選手権もあるが、今回の試合の意味は違う?)海外組も含めてのチームだと思うので、その中でどれだけフィットできるかが大事だと思っています。12月も大事ですが、まずはこの1試合に集中してやりたいと思います。
(初めて代表で過ごしてみて)すごくテンポが速いですし、1人1人がミスをしない。そういう中でやる難しさは感じていました。その中でずっとやっていければ馴れてくることだと思うので、チームに戻ってもそういうテンポを意識してやっていかなければいけないと思っています。(代表には)徐々に慣れてきている感じはあります。
(長友佑都とのポジション争いがあるが)僕は初招集ですし、とりあえずやらなければいけないというか、大事な1試合目なので集中して持っているものを出さなければいけない。(ニュージーランド戦を見て)全体的に見てうまいなと思っているし、テレビで見ているのとピッチレベルで見ているのとでは違うなと感じました。
(海外組には)プレーの速さや、ダイナミックさは感じました。(逆に国内組でも通じる面は)Jリーグで出ている選手がやれているので言い訳にはならないと思うし、自分の意識次第で変わってくると思っています。
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
負傷の影響でニュージーランド戦では出場機会がなかった原口元気だが、「問題ない」とのこと 【スポーツナビ】
(けがの状況は)問題ないです。昨日から(練習は)全部やれているので。久しぶりにけがをしてフラストレーションがたまったけれど、サッカーができるのはいいなと感じることもできました(笑)。練習を休んだこともないので。あらためてけがをしちゃいけないなと。ドクターと監督としっかりコミュニケーションをとって、自分も考えながらしっかり調整しているので。(監督は)やれるならやれだし、やれないんだったらリスクを侵すなだし、それはドクターや僕の考えと変わりないです。
(ハイチの映像を見て)組織的ではないですよね。でも個人のパワーやスピードはあるので。やってみないと分からない。すごくいい相手かもしれないですし。でも見た感じ、組織的ではないので、付け入るスキはあるのかなというイメージですね。
(頭から)いけると思いますけれど、監督が決めることですから。ただ、長い時間プレーしたほうがチャンスは増えるので、感覚や気持ちがいい分、たくさんプレーしたいですね。
(ニュージーランド戦を見ていて)よっち(武藤)の動き方が面白かったです。より裏にというか、サイドにいながらポストプレーの位置に入ったりとか。あれを俺がやるかどうかは別だけれど。裕也(久保)はちょっと開きすぎてうまくいかなかったので、もうちょっと工夫が必要かなと。それは裕也が悪いとかではなくて、俺が入っても難しかったという話はしましたね。
東口順昭(ガンバ大阪)
「まずはチームの勝利のためにプレーしますけれど、自分の良さもできるだけ出してアピールしたい」と語ったGK東口順昭 【スポーツナビ】
(明日、出場できたら)数少ないチャンスのなかで、どれだけアピールできるかが勝負だと思います。まずはチームの勝利のためにプレーしますけれど、自分の良さもできるだけ出してアピールしたいですね。
(ハイチの情報は)映像も少ないですが、とりあえず身体(能力)はあると思うので、個の部分でしっかり負けないようにしていければ問題はないと思います。パワープレーとかよりも、ドリブルのスピードだったり、独特の(足の)伸びだったり、リズムも違うと思うので、そういうのは気をつけたいと思います。情報は少ないですけれど、気を抜かずにしっかりやっていきたいです。
(代表戦ではなかなか声が届かないことがあるが)それでもしっかり声を出すことで集中力を維持することもできるし、声が届けば戦術としてもしっかり守れると思うので、声を出し続けることで自分にとってもいいプレーにつながると思います。