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ももクロ佐々木彩夏×三宅宏実
2人が語る『アイドルとスポーツの融合』

「スポーツの一番の根源って“楽しむ”こと」

中学3年生までは「どちらかと言うと文化系だったかも」と三宅選手(左)
中学3年生までは「どちらかと言うと文化系だったかも」と三宅選手(左)【写真:坂本清】

――では、ここからお二人のスポーツの思い出などをお聞きしたいと思います。三宅選手がウエイトリフティングを始めたのはいつごろだったのでしょうか?


三宅 中学校3年生の夏からですね。それまでは本格的なスポーツはやったことがなくて、中学校2年生のときにソフトテニスを少しやっていました。でも、ちょっとゆるめの部活だったので、あまりストイックな練習をしていたわけではなかったんです。なので、ウエイトリフティングが唯一、真剣に続いているスポーツですね。


あーりん ウエイトリフティングは習い事だったんですか?


三宅 それこそシドニーオリンピックを見て感動したのがきっかけだったんです。その当時、何か人と違うことをやりたいなと思っていたのもあったんですが、母からはピアノをずっと習っていたので、母はピアノの道に進んでほしいという希望があったんです。でも私はその道じゃないと思っていて、何か違ったことをしたいと思っていたときにオリンピックを見て感動して、じゃあ私もウエイトリフティングをやってみたいと思い、人生が180度変わりました。


あーりん へぇ〜。三宅選手のママにはこないだのMV撮影のときにお会いしたんです。ママはピアノの先生だったんですね。(付き添いで来ていた三宅選手のお母さんを発見して)あ、ママ! ピアノの先生だったんだ!


三宅 そうなんですよ。ピアノの先生だったんです。


――ということは、三宅選手は中学校3年生までは文化系だった?


三宅 どちらかと言うと、そうですね。スポーツに対してはそんなにストイックではなかったですし、厳しさも知らないような甘っちょろい青春だったと思います。


あーりん スポーツはなんでもできるんですか?


三宅 そんなことはなくて、ウサギとカメだったら私はカメタイプ。本当にコツコツやらないとダメなタイプで、すぐにはできないんです。飲み込みが遅いので、ちょっとずつ時間をかけてやっていくタイプですね。あーりんさんはどっちのタイプですか?


あーりん 私はそうですね……“やってる風”ですね。それっぽい感じでしか……。


三宅 アハハハ(笑)。


あーりん ギターとかも弾いてる風というか、「顔で弾いてる」ってみんなに言われるんですよ(笑)。顔でごまかすことしかできないんです。


三宅 それも大事ですよ(笑)。なかなかできないですから。


あーりん それで顔でごまかすとか、体育の授業とかでも“やってる風”というか、バレないようにサボってるというか、本当になんにもできないんですよ。

ギターは“顔で弾く”というあーりん
ギターは“顔で弾く”というあーりん【写真:坂本清】

――でも、佐々木さんは苦手とおっしゃいながらも、スポーツ自体は嫌いだという感じがしません。先日のマラソン大会(ももクロがアンバサダーとしてランナーを応援した『夏の夕涼み10マイル マラソン2017』)でも、すごい全力で走っていました。


あーりん あー、あれですね(笑)。意欲だけはあるんですけど、思ったとおりに体が動かなくて、50m走も10秒とかかかるんです。


三宅 でも、50mを10秒って実際はどうなんですか? 私もちょっと平均的なタイムが分からないんですけど……。


あーりん 10秒はすっごい遅いです。


三宅 でも、いいんです! ももクロさんは歌って踊れてすごいじゃないですか。


あーりん ありがとうございます(笑)。でも球技も全然ダメですし、跳び箱も鉄棒もなんにもできないんですけど、でも体を動かすことはそんなに嫌いじゃないですね。


―― 一方でダンスに関しては、ほかのももクロのメンバーの皆さんが佐々木さんを手本にしているくらいのスキルです。ダンスの場合は思うとおりに体が動く?


あーりん そうですね、ダンスは3歳か4歳のころから習っていたので、物心つく前からと言ったら変ですけど、ダンスは割と日常にあったので、ダンスだけはできますね。


――三宅選手はダンスとかされますか?


三宅 やってみたいなとは思うんですけど、飲み込みが遅いほうなのかなと思うので……でも興味はありますね、やってみたいなって。


あーりん おっ!


三宅 ダンスって、きっと体幹をすごく使うじゃないですか。


あーりん そう!……みたいですね、私はあんまり気にしたことないかも(笑)。


三宅 (笑)。でも持久力も必要ですし。


あーりん 確かに体力はいります!


三宅 ですよね。歌いながら激しく踊るというのは有酸素運動にもなって健康にもいいと思いますし、楽しくできますよね。もちろん、本当にプロになるとその域を超えてしまうと思いますけど、ダンスはエクササイズにもいいと思うので、いつかやってみたいなと思いますね。


あーりん おっ! じゃあ、いっしょにやります?


三宅 ぜひ教えてください(笑)。


――『BLAST!』のサビの振り付けもいいですよね。


あーりん あれは体幹をすごく使うと思います。腕を回しながらジャンプしてるんですけど、やっぱり体の軸が大事なんだと感じるダンスですね、あれは本当に。ライブでファンの皆さんもいっしょに腕を回してくれたらいいなって思ってます。


――ここで三宅さんにお聞きしたいのですが、佐々木さんのようにスポーツに苦手意識があっても、スポーツや体を動かすことを楽しむ一番の方法があるとすれば、それはどういったことだと思いますか?


三宅 やっぱり人と比べずマイペースですることだと思います。人がいると気になっちゃって、比較してしまいがちになると思うんです。でも、スポーツの一番の根源って“楽しむ”ことだと思うので、自分が楽しみながらできることが大切かなと思います。できないことを恥ずかしいと思うのではなく、できなくてもいいと思うこと。誰でもできないことはたくさんありますから、ハードルを上げず、ちょっとした小さいノルマを作っていけば、自分の考え方や楽しみ方はそれぞれあると思うので、楽しくスポーツをやっていければいいのかなと思います。


あーりん なるほど。私もだいたいやってみると一発じゃ何もできないんですけど、でも、スポーツをしている自分はえらいなって自分を甘やかしながらやっているんです(笑)。それでもやっぱり、体育の授業とかでも全くやる気がないよりも、できなくても「あ〜、できない〜」って言ってる方が自分も楽しいし、周りも仲間に入れてくれるので、楽しみながらスポーツをしたり、ちょっとしたことで自分を褒めながら頑張ることって大事だなって思いました。


――佐々木さんはこれからチャレンジしてみたいスポーツはありますか?


あーりん 球技とかは全然ダメなんですけど、それこそ持久力はあるんじゃないかなと思うんです。短い距離を速く走るのはダメですけど、自分がどれくらい長く走れるかというのは試したことがないので。それこそこないだ、ももクロが主催のマラソン大会をやったんですよ。


三宅 えー! そうなんですか?


あーりん はい。ファンの方とかマラソン大会常連の方とかも参加してくださったりして、それを見ていて本当にみんなが気持ち良く汗をかいているというか、すごく清々しく走ってらっしゃって、気持ち良さそうだな、私も一緒に走ってみたいなって思いました。


――ランニングは全てのスポーツの基本とも言われていると思うのですが、三宅選手もマラソンにチャレンジしたいなと思うことはありますか?


三宅 マラソンと言うと、夜遅くても走ってらっしゃる方をお見かけすると「すごくモチベーション高いなぁ」と感心してしまいますね。人にはそれぞれ“遅筋”と“速筋”というものがあるんですが、私はどちらかと言うと“速筋”タイプなんですね。“遅筋”タイプではないので、マラソンをするとすぐに乳酸がたまってしまうので長い距離は走れないんですよ。


あーりん “遅筋”ってどういう意味なんですか?


三宅 “遅い筋肉”って書くんです。だから持久力に優れた筋肉のことで、反対に“速筋”は瞬発力が優れた筋肉のことで、人それぞれ分かれているんですね。


あーりん 遅い筋肉、なるほどぉー。


三宅 それでウエイトリフティングは瞬発力の競技なので、私に合っていると思うんです。でも、いつかはフルマラソンを気持ち良く走ってみたいなぁとも思っているんです。


あーりん うん、そうやって走っている人ってカッコいいですよね。

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