父ディープ母アパパネの『12冠ベビー』 鮮やかデビュー勝ちジナンボーの★は…
出遅れ大外なんのその 鮮やか直線一気 プレトリア
大外から豪快に差し切ったプレトリア(桃帽)(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】
プレトリア 牡 馬体重:430kg
★★★★★ 5点〔1600万クラス〕
騎手:吉田隼 厩舎:(美) 中川
生産:大北牧場
馬主:多田賢司
父ヨハネスブルグ
母ダイワエタニティー(ジャングルポケット)
18頭立ての17番枠で、しかも出遅れ。道中でこのロスを挽回していったが、コーナーでは大きく外を回る形に。断然人気の2着馬を前に見る形も良かったが、残り400mから手前を替えると鋭く伸びて差し切り勝ち。外が伸びる馬場とはいえ、これだけのロスがある競馬で勝ったのは素直に能力を認めるしかない。
馬体診断
430キロとやや小さめのサイズだが、パドックでの脚どりには素軽さを感じさせ、スピードのありそうなタイプ。スナップの利いた脚捌きで瞬発力も十分。パドックでウルさかった様に気性面は不安。体型的な部分も考慮すると1200mを中心としたレースが良さそう。
血統診断
祖母ダイワルージュはダイワメジャーの全姉で、桜花賞3着など早い時期から活躍。母の全兄にあたるダイワファルコンは弥生賞3着があるものの、古馬になってから福島記念を連覇。母自身は4戦して未勝利に終わっているが、血統的なポテンシャルは高い。祖母の戦績から、早熟・短距離傾向が強い父ヨハネスブルグとの相性は良さそうで、2歳の短距離路線でまずは注目。
馬券の狙い目→スタートの課題さえクリアになれば、函館2歳S(芝1200m)などの短距離路線が狙い目。
先週の新馬・未勝利勝ち その他(4点以下)
アマルフィコースト 牝
★★★★ 4点〔1000万クラス〕
※好仕上がりを生かして逃げの手。直線入口で後続を突き放すとそのまま楽に押し切った。勝ちタイムも優秀。
6/11(日) 東京6R 2歳新馬 芝1600m
ホーリーレジェンド 牝
★★★★ 4点〔1000万クラス〕
※中団からジリジリと進出して4角では2番手。逃げ馬が最後まで渋太かったがゴール前で競り落とし、上がりタイムもまずまず。
6/11(日) 阪神5R 2歳新馬 芝1200m
アイアンクロー 牡
★★★ 3点〔500万クラス〕