久保裕也「貢献したと思える結果を残す」 W杯最終予選 UAE戦前日コメント
UAE戦に向け、前日練習を行った日本代表の選手たち 【スポーツナビ】
1月のゲント移籍後、7試合で5ゴールを記録している久保裕也は、「貢献したと思えるような結果を残したい」とコメント。UAEには2016年9月にホームで1−2と敗戦を喫している。酒井高徳は、「自分たちが有利で戦えるはずだったホームで屈辱を味わっているので、同じことを仕返したい」と勝利へ意欲を見せた。
久保裕也(ゲント/ベルギー)
久保(右)は「貢献したと思えるような結果を残したい」と語った 【写真は共同】
(所属チームで)点を決められているのは、それだけチャンスをもらっているんだなとは思っています。それが結果につながっている。(コンディションについて)けがしてからずっと、コンディションを上げるように努めてきました。(所属していた)ヤングボーイズとゲントではスタイルも違うし、求められることも違うので、うまく言えないけれど、今のほうがフィットしている感じですね。
(この試合にかける思いは?)個人的にはいい結果で終わりたい。(レギュラーに定着するチャンスだが)とにかく自分のプレーを出すしかない。チームが勝つことが第一で、その次に個人の結果がついてくると思う。個人でもチームでも結果が第一だと思う。結果を出せば(代表に)呼ばれ続けると思う。
(去年の招集と比べて)慣れてきたけれど、まだ何も残していない。まず、貢献したと思えるような結果を残したい。(浅野)拓磨とも話したけれど、僕らの世代はぜんぜん(レギュラーに)入り込めていない。上の人たちの世代を脅かす存在ではない。
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
所属クラブでポジションをつかみ、吉田はコンディションの良さをうかがわせた 【スポーツナビ】
(コンディションは)試合にも継続的に出ているし、暑さもそんなでもないので、僕もチームもいい状態にあります。日本の選手も欧州の選手も移動があって環境も違いますけれど、大きな問題はない。長谷部(誠)さんがいないというアンラッキーな部分はありますけれど、チームの状態としては非常にいいと思います。
(UAEの印象は)テクニカルな選手が前線にいて、後ろはフィジカルが強い選手がいる。一番気をつけなければならないのは裏への飛び出しと、そこに正確なパスが出てくることなので、そこのケアは練習でもやっています。第1戦で戦って相手の特徴も理解しています。そこに対しての対策と準備はできています。
(オマル・アブドゥルラフマンへの対応は?)彼の左足は警戒しないといけないし、スペースと時間を与えないこと。彼もそうだし、彼のボールに走ってくる選手が一番怖いので、出し手と受け手のマークを両方できるようにしたい。
(長谷部の穴を埋めるために)これだけ経験のある選手がいないのは、チームにとって大きな痛手ですけれど、予選を通して違う選手がいなくなるかもしれないし、こういう状況は出てくると思う。経験ある選手、コンディションのいい選手、そして若くて勢いのある選手が融合してひとつのチームになると思う。チームとしての真価が問われると思うし、僕は問題ないと思う。
(出場濃厚な今野について)トータルで高いレベルでプレーできる。守備もつなぎもできるし、相手を潰せるし気の利いたカバーリングもできる。サッカー頭脳が高い選手だと思います。
(明日に向けて)予選を通してアウェーで勝ち点を取るのはすごく重要です。初戦、ホームで負けている相手だからこそ、ぜひリベンジしたいと思います。厳しい時だからこそ成長できるので、ここに勝ってW杯に近づきたいと思いましす。
(ピッチの幅が少し狭いが)芝は他の中東の国に比べれば悪くない。ピッチが狭いのは、守る側としては走る距離も短くなるし、相手が裏に抜けるスペースも小さくなる。FWの選手は難しくなると思います。
清武弘嗣(セレッソ大阪)
清武(左)はキャプテン長谷部の不在を「自分たちが変わるチャンス」ととらえている 【スポーツナビ】
引き分けを考えている選手はいないと思います。
(長谷部の不在について)正直、このチームにハセさんがいないというのは、僕はすごく痛いと思うし、心細い部分もあるけれど、それを感じさせないようなプレーをしないといけない。自分たちが変わるチャンスだと思うので、勝利を求めてやっていきたい。このアウェーの地で勝てれば、また波に乗れると思います。