6日開幕の韓国での盛り上がりは!? 中継局と大統領問題がWBCに影響

室井昌也
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1次ラウンドA組の舞台となる韓国・高尺スカイドーム 【ストライク・ゾーン】

 今回で4回目を迎えるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。日本が属する1次ラウンドB組が開幕する前日、3月6日に大会の口火を切るのは韓国・ソウルで行われるA組だ。A組開催国の韓国は2013年の前回大会では1次ラウンド敗退。その韓国の2次ラウンド進出を阻んだオランダと台湾が今回も韓国と同じ組に入り、A組は大会屈指の激戦区と見られている。第1回ベスト4、第2回準優勝の再現を目指し雪辱を期す韓国。初めてのWBC自国開催を前にその盛り上がり度を探った。

大リーガー不在で史上最弱の声も…

 今回の韓国代表チームは国内リーグの主力メンバーが集まるも、「史上最弱」という前評判が韓国では広がった。そう評された理由に「メジャーリーガーの不参加」がある。そのことが国内でのWBCへの興味に影響を及ぼしているという。韓国を代表するベテラン野球記者、スポーツ東亜のイ・ジェグク氏はこう話す。

「第1回はパク・チャンホ(当時パドレス)、第2回はチュ・シンス(当時インディアンス)といったメジャーリーグで活躍する選手が代表入りして高い関心を集めました。今回、メジャーリーガーではオ・スンファン(カージナルス)1人が入っていますが出場辞退した選手も多く、インパクトに欠けています」

 野球ファンのWBCへの関心は決して低くないが、野球ファン以外にはスターの不在でWBCへの認知が広まっていないという。

WBCはケーブルテレビが独占中継

 韓国で今回のWBC開催が浸透していない理由には特殊な国内事情もある。
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著者プロフィール

室井昌也

1972年、東京生まれ。韓国プロ野球の伝え手として、2004年から著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』を毎年発行。韓国では2006年からスポーツ朝鮮のコラムニストとして韓国語でコラムを担当し、その他、取材成果や韓国球界とのつながりはメディアや日本の球団などでも反映されている。ストライク・ゾーン取締役社長。

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