ボートレース女子戦の人気が止まらない！ まるでAKB!?なファン投票レースが熱い
ボートレース界のグレートマザー・日高逸子選手
まず、最初に登場していただくのは、ボートレース界の「グレートマザー」こと日高逸子選手。1985年にデビューし、現役生活は今年で33年目。クイーンズクライマックス、レディースチャンピオン」の2大GIレースを制覇し、2015年7月には通算2000勝を達成するなど生涯獲得賞金は女子歴代1位の9億2500万円超（2017年2月7日時点）。女子ボートレース界を代表するトップ選手だ。
「本当に今の女子戦はすごい人気ですよね。昔からしたら考えられない！」
開口一番にそう答えると、過去を振り返って「私がデビューしたころは、女子選手なんて技術もまだまだだったし“邪魔者”ぐらいに見られていたんです」としみじみ。それが今や女子戦は、記念レース並みの売り上げをマークするのだから、グレートマザーも嬉しい限りだろう。
「そうですね、ここ数年で女子戦の人気がグッと上がってきました。女子選手が男子に見劣らないくらいに力をつけて全体的にレベルアップしてきましたし、何よりも若くて可愛い子が多い（笑）。だから、若い選手たちはこの流れを崩さないように頑張って、さらに盛り上げていってほしいですね」
「本当に今の女子戦はすごい人気ですよね。昔からしたら考えられない！」
開口一番にそう答えると、過去を振り返って「私がデビューしたころは、女子選手なんて技術もまだまだだったし“邪魔者”ぐらいに見られていたんです」としみじみ。それが今や女子戦は、記念レース並みの売り上げをマークするのだから、グレートマザーも嬉しい限りだろう。
「そうですね、ここ数年で女子戦の人気がグッと上がってきました。女子選手が男子に見劣らないくらいに力をつけて全体的にレベルアップしてきましたし、何よりも若くて可愛い子が多い（笑）。だから、若い選手たちはこの流れを崩さないように頑張って、さらに盛り上げていってほしいですね」
この女子人気の“流れ”の中で新設されたレディースオールスター。「AKBみたいでなんだか面白いですよね」と笑う日高選手はファン投票10位の選出となり、「これまでのレースとはまた違った雰囲気のレースになると思いますよ」と新シリーズに期待。あとは若い選手に任せます……と冗談交じりに語ったものの、もちろん本音はこうだ。
「第1回なので優勝を目指したい！」
「第1回なので優勝を目指したい！」
名門女子大出身のお嬢様レーサー・富樫麗加選手
一方、若手代表としてスポーツナビがピックアップしたのは、デビュー5年目、白百合女子大卒という異色の経歴を持つ富樫麗加選手。熱心なスポーツナビ読者の方ならもうお分かりでしょうが、過去に何度かスポーツナビコラムにも登場しているボートレース界きっての美女レーサーなのです。
現在はB1級と実力的にはまだまだ発展途上だが、それだけに伸びしろも十分。天性のルックスと将来性がファンからも期待されているのは、A級選手を押しのけてファン投票17位（3003票）と上位にランクインしたことからも分かるというものだ。
「本当にビックリしました！ レディースオールスターはB1の自分が出られるレースではないと思っていたので……」
クイーンズクライマックスやレディースチャンピオンと違い、B1級からでも一発逆転でビッグタイトルを狙えるのが、このレディースオールスターの大きな魅力の1つ。ここは富樫選手にぜひとも下克上を起こしてほしい。
「気合いを入れすぎると気持ちが空回りしてしまうタイプなので、気楽に行こうと思っています（笑）。でも、3000票も投票していただいたからには頑張って結果で返さなければいけないですね。レースではスピードのある旋回を決めることができればと思います。そして、レディースオールスターを通じて、女子のボートレースをもっと知ってもらえればいいですね」
現在はB1級と実力的にはまだまだ発展途上だが、それだけに伸びしろも十分。天性のルックスと将来性がファンからも期待されているのは、A級選手を押しのけてファン投票17位（3003票）と上位にランクインしたことからも分かるというものだ。
「本当にビックリしました！ レディースオールスターはB1の自分が出られるレースではないと思っていたので……」
クイーンズクライマックスやレディースチャンピオンと違い、B1級からでも一発逆転でビッグタイトルを狙えるのが、このレディースオールスターの大きな魅力の1つ。ここは富樫選手にぜひとも下克上を起こしてほしい。
「気合いを入れすぎると気持ちが空回りしてしまうタイプなので、気楽に行こうと思っています（笑）。でも、3000票も投票していただいたからには頑張って結果で返さなければいけないですね。レースではスピードのある旋回を決めることができればと思います。そして、レディースオールスターを通じて、女子のボートレースをもっと知ってもらえればいいですね」
今回は2選手のみの紹介となったが、この富樫選手のような若手から日高選手のような実力派まで、個性あふれる女子レーサーたちが今週、宮島オールスター戦に集結する。華やかで熱いオンナたちの春の陣、開幕はもう目の前だ。
（取材・文：森永淳洋／スポーツナビ）
（取材・文：森永淳洋／スポーツナビ）