【W-1】武藤と秋山が全日本プロレス分裂後3年ぶりに対戦 KAIが新鋭・稲葉に敗れW-1王座から転落
全日本プロレスの分裂以来、約3年ぶりに対戦した武藤と秋山 【前島康人】
セミファイナルでは、武藤敬司と全日本プロレスの秋山準が、3年前の因縁を乗り越え、6人タッグで対戦。武藤は土肥孝司&熊ゴロー、秋山は野村直矢&青柳優馬と、それぞれの団体の若手を従えて激突した。
秋山がエクスプロイダー、武藤もドラゴンスクリュー
【前島康人】
先発した武藤と秋山は、まずは探り合いでブレークするが、土肥の秋山へのエルボーで一気に試合がスパーク。武藤が青柳にストンピング、フラッシングエルボー。秋山は土肥の逆水平チョップ連打を胸を突き出してあえて受け、カウンターのラリアット、パイルドライバー。
【前島康人】
対抗戦快勝も秋山は若手にダメ出し
【前島康人】
一方、武藤は「オレが主役を張るつもりだったけど、土肥だったな」と、真っ先に噛み付いていった土肥を褒め、熊ゴローにも好評価。秋山とは正反対の対応を指摘された武藤は「育て方の違いだね。オレはおだてて伸ばす感じだから」と、ニヤリと笑うと、「今後もTPOが合えば、オレたちはのぞいて、若手たちで点を線にしていけばいい」と、若手同士の交流に意欲を見せた。