【TAKA&タイチ興行】 スーパーJカップ参加は金丸とタイチ 次大会では金丸&デスペvs.KES!?

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今年2回目となるTAKAタイチ興行を開催。スーパーJカップの予選となった 【横田修平】

 今年2回目となるTAKA&タイチ興行「鈴木軍 SUPER J-CUP2016予選 〜前代未聞の変則ルール 1DAY総当たりリーグ戦〜」が24日、東京・新木場1stRINGで開催された。

 同大会では7月20日(水)に開催されるジュニアヘビー級選手の祭典「スーパーJカップ」への出場権を懸けた、鈴木軍4人による総当り1Dayリーグ戦が行われ、金丸義信とタイチが本戦出場を決めた。

鈴木軍は4人で2枠を争う

金丸とタイチが出場権を獲得した 【横田修平】

「スーパーJカップ」の出場選手は、それぞれ各団体、ユニットに一任されており、24日時点では、以下のような状況になっていた。

<新日本プロレス>
・本隊=3選手(未定)
・CHAOS=1選手(未定)

<全日本プロレス>
青柳優馬

<プロレスリング・ノア>
3選手(出場者決定トーナメント開催中)

<鈴木軍>
2選手=総当りリーグ戦により決定

<DRAGON GATE>
Eita

<KAIENTAI DOJO>
梶トマト

<琉球ドラゴン プロレスリング>
グルクンマスク

<ROH>
1選手(未定)

<CMLL>
1選手(未定)

<X>
1選手(未定)

 鈴木軍は4人中2枠と、高い可能性での出場となったが、1日3試合の総当りリーグ戦でそれぞれが意地を見せた。

西永レフェリーは選手権を断固拒否するが……

西永レフェリーがGHCジュニアを守るべくレフェリーを務めたが…… 【横田修平】

 最初のリーグ戦はタイチvs.金丸義信。今大会ではGHCジュニアヘビー級のベルトを保持する選手はすべて選手権になるという、「鈴木軍特別ルール」が適用。しかしこの暴挙を止めに入ったのが、プロレスリング・ノアの西永レフェリー。リングに上がって「この試合はスーパーJカップの予選だけで、タイトルマッチは認めません」と阻止しようとする。

 しかし、王者の金丸がベルトを懸ける意志を示すと、タイチもそれに同意。どうしてもタイトルマッチをやりたい2人に「すべて私がレフェリーをします。もしそれを受け入れないなら、鈴木軍の2枠は廃止させていただきます」と権利証の書類を破ろうとすると、金丸とタイチはいやいや西永レフェリーの訴えを受け入れた。

 そして今回のリーグ戦ではすべて変則ルールが適用され、そのルールはレフェリーが抽選で決めることになった。

 第1戦のルールは「オンリー・リングアウト」ルール。リングアウトのみで試合決着がつくため、序盤こそ和やかであり、姑息な展開になるが、試合は徐々に場外戦の時間が延びる。そして1度目は両者共にカウント19でリングに戻るが、2度目の場外戦では、タイチがいす攻撃や、“ディーバ”あべみほさんを盾に使うなど、悪賢く金丸を翻弄すると、最後は足と手をマイクやイスでロックし、まったく動けない状態にしてから悠々とリングに戻り、場外カウント20が数えられた。

 この結果、タイチが勝ち点2とGHCジュニアのベルトを奪うことになった。しかし西永レフェリーが認めないと断固主張。ただ西永レフェリー以外は誰もベルト移動を疑わず、リングを離れていった。

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