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ル・マン24時間レースは終盤へ
スタッフたちはいつ寝ている?

提供:トヨタ自動車

数分のうたた寝程度で復活

メカニック含めたチーム全体での情報共有が重要になる
メカニック含めたチーム全体での情報共有が重要になる【田口浩次】

 レースでは何が起きるかわからない。しかし、寝ないで40時間近くモチベーションや意識を保つことはやはり難しいはず。そこでメカニックやクルーは、どのように休憩しているかも聞いてみた。


「うーん、やはりテレビに映っているような、椅子に座った状態で数分うたた寝というか、目をつむり、休憩するくらいかな。でも不思議なもので、ほんの数分なのに意識が戻ったときに、なにかトラブルはなかったか? と見回してしまうんだ。数分が何十分にも感じてしまうんだよ。モチベーションは、トップをライバルたちと争っている間は、どんなに疲れても落ちないものなんだ。不思議なこことにね。気をつけないといけないのは、争いから大きく脱落したタイミングだ。どんなに意識を平常に保っているつもりでも、そういったレース展開になるとモチベーションを保つことは困難になる」

トヨタの夢はかなうのか?

 最後にまだル・マンでは勝利していないが、ジョンは1998年からTMGに参加しているので、以前のル・マンやF1活動にも参加していたので、嬉しかった思い出を聞いてみた。


「そうだな、2012年のブラジルでのレースだよ。WECに挑戦して、TS030が初優勝したレースだ。あれはTMGにとっても、1999年のWRCでの勝利以来だった。やはり勝利は格別だよ。そして、あの勝利のとき、99年当時のスタッフが何人も残っていた。そうした当時の思い出を共有できるスタッフが何人も残っていることが嬉しかったね。ル・マンは何度も勝てそうなところまではきている。今年もタフなレースだろうけど、いい仕事をして、結果がついてくることを祈るだけだね」


 トヨタにとっても、85年の中嶋悟、関谷正徳、星野薫がドライブした、トヨタトムス85CL以来、18回目の挑戦となる。そして中嶋悟の息子である、中嶋一貴が5号車のエースドライバーとして、父親もなし得なかったポールポジション獲得を2014年に経験済み。あとは総合優勝のみ。トヨタの悲願と、日本車で日本人ドライバーによる優勝という夢がかなうのか? いよいよル・マン24時間レースは終盤を迎える。


(文中敬称略)

田口浩次

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