メッシとアルゼンチンに訪れたチャンス 100周年のコパ・アメリカで再び優勝を
待たれるメッシの復帰
チリについては、何より1月に就任したばかりのフアン・アントニオ・ピッツィ監督が、昨年のコパ・アメリカで優秀選手に選ばれた“エル・マゴ(魔法使い)”ホルヘ・バルディビアを今大会に招集しなかったことに驚かされた。さらに彼の後釜となるはずだったマティアス・フェルナンデスも負傷離脱してしまったことで、チリは攻撃面で決定的なパスを出せる選手を失うことになってしまった。
グループ最難関の一戦をエース抜きで乗り越えることで、アルゼンチンは悲願のタイトル獲得に向けて大きな第一歩を踏み出した。早ければ11日に行われるパナマとの第2戦からの復帰が期待されるメッシは、いまだ届かぬフル代表での初タイトルを今度こそ手にすることができるだろうか。
その答えは6月26日、ニュージャージーのメットライフ・スタジアムで行われるファイナルの後に明らかになる。
(翻訳:工藤拓)